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石狩川下流に最大172億/5号共和~余市は最大112億/開発局 22年度直轄事業計画

2022/02/17付 DOTSU-NET NEWS
 開発局は16日、2022年度政府予算案に基づく直轄事業計画を公表した。河川改修では、石狩川下流に最大172億円を投入。道路では、5号倶知安余市道路共和~余市間に最大112億円を投じる。

 政府予算案の段階における計画としてまとめたもの。関係自治体の負担額に関する参考としてもらうことを目的としており、事業費は、幅を持たせて示している。
 河川改修では、石狩川下流のほか、北村遊水地の整備に最大81億円、十勝川に最大53億円を投じる方針。ダムでは、石狩川幾春別川総合開発に120億円を投じ、新桂沢ダムに加え、新たに三笠ぽんべつダムに着工する。
 砂防では、樽前山に最大18億円、石狩川上流に最大15億円を配分する。特定緊急砂防では厚真川水系に最大19億円、海岸では胆振海岸に最大5.3億円を計上する。
 道路では、5号倶知安余市道路共和~余市間のほか、235号厚賀静内道路に最大77億円、道横断道本別~釧路間に最大71億円、40号音威子府バイパスに最大51億円、道縦貫道七飯~大沼間に最大41億円を投じる。
 防災対策は、5号、39号、40号などに最大151億円、交通安全・電線共同溝は札幌市分を含め最大182億円を措置する。直轄修繕代行事業の白老橋は、最大3億円を計上。橋梁補修に着工する。
 港湾をみると、釧路港に最大39億円、石狩湾新港に最大34億円、苫小牧港に最大25億円を投じる。空港は、新千歳空港に最大41億円、釧路空港に最大4億円を配分する。

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