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契約額500万超対象に/道建設部 原則4月公告から/インフラゼロカーボン試行工事
2022/03/14付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、北海道インフラゼロカーボン試行工事の実施要領をまとめた。緊急工事などを除き、契約金額が500万円を超える工事を対象に試行。取組を希望する受注者は、インターネット上の電子申請システムで計画書を作成し、工事施工協議簿に添付する。実施を確認できた場合は、工事施行成績評定の「社会性等」において1点を付与。原則、4月1日以降に公告する工事に適用するが、3月31日以前の案件についても試行が可能となっている。北海道インフラゼロカーボン試行工事では、受注者から「ゼロカーボン北海道」に資する工事現場の意欲的な取組について提案を受け、実施を確認できた場合に工事施行成績評定で加点。建設業における脱炭素への機運醸成を目的として、開発局と道、札幌市が連携して取組を展開していく。
道建設部は緊急工事などを除き、契約金額が500万円を超える工事に適用。入札公告および特記仕様書で告示する。取組を希望する受注者は、インターネット上の電子申請システムにより計画書を作成。取組内容や期待される効果などを記し、工事施工協議簿に添付する。
工事完成に先立ち、受注者は工事監督員に実施状況報告書を提出。「工事現場や工事施工に伴う二酸化炭素排出量の削減に寄与する取組」「二酸化炭素の吸収に寄与する工事現場内の取組」「二酸化炭素発生を低減して製造した資材等の使用」などすべての条件を満たした場合は、工事施行成績評定の「社会性等」で1点を付与する。
道建設部は、建設管理課のホームページにおいて参考資料を公開中。試行工事の全体の流れや計画書の記入例などを示しており、閲覧を呼びかけている。取組を希望する場合の提案の受付は、3月28日開始を予定している。原則、4月1日以降に公告する工事に適用するが、3月31日以前の案件についても試行を可能としている。
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