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工事成績独自基準 複数建管で設定検討/実情踏まえICTの項目も/22年度総合評価地域選択項目
2022/03/16付 DOTSU-NET NEWS
全道10建管は、2022年度総合評価落札方式における地域選択項目の設定について検討を進めている。道の改正ガイドラインは「工事施行成績」において地域独自の評価基準や、ICT活用モデル工事に取り組んだ実績に関する評価の設定を可能としている。各建管は地域の実情等を踏まえながら検討。詳細は今後固まるが本紙調査では、札幌、小樽、旭川、帯広など複数の建管が独自の評価基準およびICT活用モデル工事の評価項目を設定する方向で検討している。22年度は、工事内容等を考慮しながら、施工計画審査タイプ(技術力重視型)の試行も開始となる見通しだ。道が過日公表した2022年度総合評価落札方式ガイドラインのうち、地域での選択項目をみると「工事施行成績」では、地域独自の評価基準の設定が可能に。総合評価に使用する平均点の上昇に伴い、一部の地域において得点差がない状況となっていることを踏まえたもので、評価点も現行の最大7.5点から7.75点まで引き上げることを認めている。
「ICT活用の取組」は、建管発注のICT活用モデル工事を対象とし、入札公告、落札決定、受発注者間協議等を経て、完成に至った場合に評価するもの。評価に当たって事業部門は問わず、道路関係のICT活用モデル工事を完成させた場合でも、河川関係の総合評価落札方式で加点申請ができる。
現在、各建管は4月1日以降に公告する工事からの適用に向けて検討作業を推進。総合評価のタイプによって取扱いは異なるものの、札幌、小樽、旭川、帯広など複数の建管が独自の評価基準およびICT活用モデル工事の評価項目を設定する方向で検討している。室蘭、留萌などは独自の評価基準の設定は見送り、現行の標準評価項目とする見通し。
22年度は、工事内容や地域実情等を考慮しながら、施工計画審査タイプ(技術力重視型)の試行も開始となる見通し。対象は7000万円以上2億5000万円未満の工事で、技術評価項目から地域建設業経営環境評価を除くことで技術力の重視を図るとしている。
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WLB、CCUS加点/W素点20点上昇、23年1月施行/国交省 経審改正へ中建審総会
2022-03-15付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は14日、東京都内で中央建設業審議会総会を開催した。経営事項審査の改正では、ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)で最大5点、建設キャリアアップシステム(以下、CCUS)の導入で最大15点を加点する方向性を提示。W点素点の最高...漁港漁村課補佐に小寺氏ら/治山課補佐は大谷氏起用/道水産林務部 4月1日付人事予想
2022-03-15付 DOTSU-NET NEWS
道水産林務部は、4月1日付で発令予定の本庁課長補佐級以下の人事を固めた。本庁のうち、漁港漁村課では、課長補佐2ポストが交代する予定。後任として小寺一史後志総振水産課長、吉田英隆総合政策部交通企画課主幹が就く見込みだ。治山課では、名取幸治課...地域調整課長 9建管で交代/札幌・大畑氏、帯広・髙橋氏/道 本庁課長補佐級以下人事内定
2022-03-14付 DOTSU-NET NEWS
道は、4月1日付で発令予定の本庁課長補佐級以下の人事を固めた。建設部関係では、建管地域調整課長が函館を除く9建管で交代。札幌に大畑智嗣建設政策課課長補佐、小樽に椋平剛史国土交通省派遣、室蘭に辻亘河川砂防課課長補佐、旭川に山下宏治建設政策課...契約額500万超対象に/道建設部 原則4月公告から/インフラゼロカーボン試行工事
2022-03-14付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、北海道インフラゼロカーボン試行工事の実施要領をまとめた。緊急工事などを除き、契約金額が500万円を超える工事を対象に試行。取組を希望する受注者は、インターネット上の電子申請システムで計画書を作成し、工事施工協議簿に添付する。実...評価基準1点刻みに/上位区分新設 8月適用へ/開発局 総合評価工事成績配点案
2022-03-11付 DOTSU-NET NEWS
開発局は10日、オンラインで総合評価審査委員会を開催した。工事では、工事成績配点の評価基準で、現行の4点刻みから1点刻みとする検討案を説明。評価基準ごとの配点も1.5点ごとの加点から0.5点ごとの加点に見直す方針とした。平均点の上昇傾向を...準備組合 24日に設立/道銀・新大通ビル含め事業化へ/札幌市など 大通西4街区再開発
2022-03-11付 DOTSU-NET NEWS
札幌市や平和不動産(株)(東京)など大通西4丁目街区の地権者らは、24日に再開発準備組合を設立する。平和不動産が検討している道銀ビルと新大通ビルの一体的な再開発と合わせた街区一帯における再開発事業の検討を進める考え。再開発の誘導に当たり、...道農政部 畑地帯夏工事22年度計画/5振興局に拡大
2022-03-10付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、畑地帯における夏工事の取組に関し、2022年度実施計画をまとめた。これまではオホーツクと十勝のみでの試行にとどまっていたが、働き方改革の推進などに向けて取組を拡大。22年度は、受益者から理解を得られた5振興局の21地区227ヘ...振興局農業21年12月末委託業者別実績/発注者支援業務除く 209社、受注総額85.4億
2022-03-10付 DOTSU-NET NEWS
道の振興局産業振興部が発注した農業農村整備事業の2021年度12月末委託業務業者別受注実績がまとまった。 発注者支援業務を除く集計で、首位は45件、6億528万円を受注した(株)ルーラルエンジニア(深川)。2位以下は、23件、2億9966...