４週８休以上１８４３件／旭川１００％など全建管９割超／建管発注２１年度週休２日工事実施状況

　道建設部は、建管発注工事における週休２日モデル工事の２０２１年度実施状況をまとめた。２１年度内完了工事を対象としたもので、施工者が取組意思を表明した１８６０件のうち、４週８休以上を達成したのは１８４３件。モデル工事に対する達成率は、前年度から８.９ポイント上昇して９７.４％となった。建管別にみると、旭川が最高の１００％で、小樽が９９.４％、留萌が９９.２％などと続いている。
　２１年度内を工期末とした工事が対象。過年度発注のゼロ国債・ゼロ道債などの案件も含んでいる。
　全道の週休２日モデル工事１８９２件のうち、受注者が取組意思を表明したのは９８.３％に当たる１８６０件。実施率は前年度から５.７ポイント上昇した。
　建管別の実施率をみると、函館と旭川が最高の１００％。以下、札幌が９９.６％、帯広が９９.５％、小樽が９９.４％などとなった。
　取組意思を表明した工事のうち、４週８休以上を達成したのは１８４３件。モデル工事に対する達成率は、前年度から８.９ポイント上昇して９７.４％に上った。建管別にみると、旭川が最高の１００％で、小樽が９９.４％、留萌が９９.２％を記録するなど、全建管で９割以上となった。
　取組表明に対する４週８休以上の達成率に関しては、前年度から３.６ポイント上昇して９９.１％に。小樽、旭川、留萌の３建管で１００％となっている。
　道建設部では、将来の担い手確保などの課題に対応する観点から、建設現場における働き方改革の実現が急務と認識。今後も業界の意見を踏まえながら各種取組を推進していく。