札幌２１１億、函館１５５億など／道建設部 月内にも発注情報／２２年度建管別・事業別配分額

　道建設部は、２０２２年度当初予算に基づく建管別・事業別配分額をまとめた。総額は２１年度当初比３.９％増の１１６５億４３００万円。内訳をみると、補助金と交付金を合わせた公共が４.８％増の９２９億７３００万円、単独が０.６％増の２３５億６９００万円となっている。建管別では、札幌が最多の２１０億８８００万円となり、函館が１５４億５６００万円、旭川が１３３億８４００万円、小樽が１０９億２４００万円などと続いた。配分額の決定を踏まえ、各建管では、月内に工事等情報を公表する見通し。
　公共予算は、道開発事業費分と社会資本整備総合交付金などの全国枠分を合算したもの。配分総額は４.８％増の９２９億７３００万円となっている。
　建管別では、札幌が１６６億６２００万円、函館が１３０億３８００万円、旭川が１０６億９４００万円など。事業別にみると、道路が６.１％増の３７８億７７００万円、河川・ダムが１９.８％増の２５２億３５００万円、砂防等が１％減の８７億９２００万円などとなった。
　一方、単独予算は、０.６％増の２３５億６９００万円に。建管別では、札幌に４４億２６００万円、旭川に２６億９０００万円、帯広に２４億３７００万円などを措置した。事業別にみると、道路に１３６億５５００万円、河川に６３億１００万円、砂防等に１０億３００万円などを計上している。
　配分額の決定を受け、各建管は工事等情報を公表する予定。現時点では、今月最終週の公表が見込まれている。