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一般土木76%が表明/本紙集計 全体は63%に/開発局 工事の賃上げ状況 9日現在

2022/05/10付 DOTSU-NET NEWS
 開発局所管発注工事において賃上げを表明した企業数が本紙集計でまとまった。4月1日から5月9日までの契約分を集計。実数ベースで一般土木は75.9%に相当する129社が賃上げ表明による加点を受けている。全体では、63%に相当する238社が賃上げを表明した。

 開発局がホームページで公表しているデータに基づき、無効と重複を除く単体の実数ベースを集計。4月1日から5月9日までを対象期間とし、総合評価落札方式で加点を受けた企業を抽出した。
 開発局は、政府の方針に基づき、4月1日以降契約分から大企業3%以上、中小企業1.5%以上の賃上げを実施すると表明した企業に対し、総合評価落札方式で加点している。工事は総合評価落札方式のタイプに応じて2~4点を加点している。
 9日現在の状況をみると、工事の参加業者数は実数ベースで378社となっており、このうち63%に相当する238社が賃上げを表明。一般土木は170社のうち、75.9%に相当する129社、舗装は28社のうち89.3%に相当する25社、塗装は22社のうち90.9%に相当する20社となっている。

 工種別の賃上げを表明した企業数はつぎのとおり(カッコ内%は4月1日から5月9日までに入札に参加した者の全体に占める割合)。
▽一般土木=129社(75.9%)
▽舗装=25社(89.3%)
▽維持=31社(34.1%)
▽塗装=20社(90.9%)
▽電気=21社(52.5%)
▽PSコンクリート=2社(100%)
▽機械=3社(100%)
▽建築=2社(50%)
▽鋼橋=0社(ゼロ)
▽造園=5社(29.4%)

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