３９.２％減、３５４２億／公共元請１１％増１４９０億／国交省 ４月道内建設工事受注高

　国土交通省は、２０２２年４月の建設工事受注動態統計調査結果をまとめた。本道の受注高は、前年同期比３９.２％減の３５４２億６１００万円。内訳をみると、元請受注が１１％増の２４６８億７０００万円となった。元請受注のうち、公共機関からの受注は１０.７％増の１４９０億３５００万円、民間等からの受注は１１.４％増の９７８億３５００万円だった。下請受注は、７０.２％減の１０７３億９０００円となった。

　本道分の調査結果はつぎのとおり（％は前年度同期比）。
【業種別受注高】
▼受注高合計＝３５４２億６１００万円（６０.８％）
▽総合工事業＝２５８０億９７００万円（８８.７％）
▽職別工事業＝５３２億５５００万円（２２.４％）
▽設備工事業＝４２９億９００万円（７９.１％）
▼元請受注＝２４６８億７０００万円（１１１％）―公共機関１４９０億３５００万円（１１０.７％）、民間等９７８億３５００万円（１１１.４％）
▽総合工事業＝２１５９億９５００万円（１１２.６％）―公共機関１３６５億７３００万円（１０９.５％）、民間等７９４億２２００万円（１１８.４％）
▽職別工事業＝９０億６０００万円（６４.３％）―公共機関７億６５００万円（４５.７％）、民間等８２億９５００万円（６６.８％）
▽設備工事業＝２１８億１５００万円（１３１.４％）―公共機関１１６億９７００万円（１４１.５％）、民間等１０１億１８００万円（１２１.５％）
▼下請受注＝１０７３億９０００万円（２９.８％）
▽総合工事業＝４２１億３００万円（４２.５％）
▽職別工事業＝４４１億９５００万円（１９.８％）
▽設備工事業＝２１０億９３００万円（５６％）
【公共機関からの受注（１件５００万円以上）】＝１４９０億４２００万円（１１６.６％）
▼国の機関＝８０５億１９００万円
▽国＝７７７億６９００万円
▽独立行政法人＝３億６３００万円
▽政府関連企業等＝２３億８７００万円
▼地方の機関＝６８５億２３００万円
▽道＝２３７億７３００万円
▽市町村＝３８２億４１００万円
▽地方公営企業＝５４億８８００万円
▽その他１０億２０００万円
【民間等からの受注】＝建築・建築設備（１件５億円以上）＝２５３億２３００万円（１９５.９％）
▽農林漁業＝７１億７５００万円
▽製造業＝３４億７０００万円
▽不動産業＝１０６億９２００万円
▽サービス業＝３９億８６００万円
▼土木・機械装置等（１件５００万円以上）＝３２１億５２００万円（１３９.７％）
▽農林漁業＝１３億２３００万円
▽鉱業・採石業・砂利採取業・建設業＝１億４０００万円
▽製造業＝５３億７３００万円
▽電気・ガス・熱供給・水道業＝１８５億１７００万円
▽運輸業・郵便業＝２０億５４００万円
▽情報通信業＝１３億７５００万円
▽卸売業・小売業＝３億３３００万円
▽金融業・保険業＝２４００万円
▽不動産業＝７億１２００万円
▽サービス業１９億１８００万円
▽その他＝３億８２００万円