８６地区、１４９９億／本年度開始は５８地区に／道農政部 道営農業調査計画地区

　道農政部は、道営農業農村整備事業における２０２２年度調査計画地区の概要をまとめた。８６地区で、総事業費の合計は１４９９億３２００万円。前年度と比べ、１０地区、３１９億２２００万円の増となっている。８６地区のうち、２２年度から調査に乗り出すのは５８地区。事業費には８０３億２００万円を見込んでいる。

　集計の対象は全てハード事業。２ヵ年調査の１年目が３３地区で６７２億３００万円、２ヵ年調査の２年目が２８地区で６９６億３０００万円、単年度調査が２５地区で１３０億９９００万円となった。
　振興局別にみると、空知が地区数、事業費とも最多。１７地区で４４４億３０００万円に上った。このほか、十勝が１３地区で２５６億６３００万円、上川が１２地区で２２９億７６００万円、オホーツクが１１地区で１４２億６０００万円などと続いている。

　事業別の地区数と総事業費はつぎのとおり。
▼補助金事業
▽農地整備事業経営体育成型＝２地区―５３億円
▽農地整備事業中山間地域型＝２６地区―６６６億円
▽道営草地整備＝５地区―２７億６９００万円
▽公共牧場整備＝５地区―６９億２０００万円
▽農地中間管理機構関連農地整備事業＝１地区―２０億円
▽畑地帯総合整備型＝１０地区―２３４億６０００万円
▽畑地帯総合整備中山間地域型＝９地区―１４７億６１００万円
▽基幹水利施設整備型＝５地区―５２億２２００万円
▽排水対策特別型＝１地区―１４億円
▽基幹水利施設保全型＝１地区―１５億円
▽農地集積促進型＝４地区―１０２億５０００万円
▽中山間地域農業農村総合整備事業＝１地区―５億９０００万円
▽農道・集落道整備事業強靱化型＝６地区―２７億６０００万円
▽農道・集落道整備事業高度化型＝５地区―２６億５６００万円
▽農村地域防災減災事業＝４地区―３１億７４００万円
▼交付金事業
▽地域用水環境整備単独魚道整備＝１地区―５億７０００万円