住宅着工４ヵ月連続減／道 最近の経済動向

　道は、２０２２年３月の経済指標を中心に北海道の景気動向を示した「最近の経済動向（２２年５月号）」をまとめた。３月の新設住宅着工戸数は前年同月比６.１％減の２４９２戸となり、４ヵ月連続で前年を下回った。建設業における４月の企業倒産件数は２件だった。
　景気の総括判断は「一部に弱い動きがみられるものの、持ち直しの兆しがみられる」。前月の判断から上方修正した。
　３月の新設住宅着工戸数は、前年同月比６.１％減の２４９２戸。前月と同じく「持ち直しの動きに弱さがみられる」と判断している。
　４月の企業倒産件数は前年同月と比べ４件増の１６件。建設業については、２件となっている。
　４月の公共工事請負金額は、１３％減の１８１６億円となり、２ヵ月ぶりに前年を下回った。