管内業者 ７６％２１９２億／本紙集計 ７開建で管内シェア拡大／２１年度開建発注工事受注動向

　全道１０開建発注工事における２０２１年度地域別受注動向が、本紙集計でまとまった。管内業者の受注シェアは、金額ベースで全体の７６.４％に相当する２１９１億５０００万円。前年度と比べ０.９ポイント拡大した。開建別にみると、札幌、函館など７開建で拡大した。

　金額は、設計変更を含まない当初契約ベースの集計。各開建発注工事の受注業者を本店所在地別に整理し、管内、管外に集計した。ＪＶは出資比率に応じて振り分けた。
　開建別に管内業者の受注シェアをみると、札幌、函館、小樽、室蘭、帯広、網走、稚内の７開建が前年度と比較して拡大。小樽は１１.１ポイント、帯広は４.１ポイント、網走は２.７ポイント拡大した。
　管内業者の受注額は３.３％増の２１９１億５０００万円。管外業者の受注額は２％減の６７６億９００万円となった。全体の受注額が２％増の２８６７億５９００万円となる中で、管内業者が受注額を伸ばした。