５.５％減、８０億円／旭川１４億、札幌１２億、小樽１１億／建管別２１年度舗装工事発注実績

　道建設部は、２０２１年度舗装工事発注実績をまとめた。１０建管の合計は、前年度実績と比較して５.５％減の７９億８６００万円。建管別にみると、旭川が最多の１４億円で、札幌が１２億１９００万円、小樽が１１億２５００万円などと続いた。管内業者の受注割合は０.９ポイント拡大し、５９.６％となった。
　最終契約額での集計で、２０年度ゼロ国債・ゼロ道債などは２１年度に全額を計上。２１年度ゼロ国債・ゼロ道債などは計上していない。対象は、道路、街路、空港、災害復旧（道路災）のうち、入札工種が舗装となっている工事とした。
　１６年度から５ヵ年の実績をみると、１６年度が７５億３１００万円、１７年度が８４億３３００万円、１８年度が８４億６６００万円、１９年度が８５億７００万円、２０年度が８４億５２００万円。２１年度は７９億８６００万円を執行した。
　執行額が１０億円を上回ったのは３建管。旭川が最多の１４億円で、札幌が１２億１９００万円、小樽が１１億２５００万円だった。前年度実績を上回ったのは４建管。旭川は鷹栖東神楽線道路改築にかかる舗装工事が最盛期を迎えたことで、９５.３％増となった。
　管内業者の受注割合は、札幌が１００％を記録。以下、釧路が７９.９％、函館が７１.７％、網走が６８.８％などと続いている。