計４８地区、６４８億円／空知が地区数、事業費とも最多／道農政部 道営農業新規地区

　道農政部は、道営農業農村整備事業における２０２２年度新規地区の概要をまとめた。計４８地区で、総事業費の合計は６４８億２００万円。前年度と比べ、２地区、６８億３２００万円の増となった。振興局別にみると、空知が地区数、事業費とも最多で、１０地区、１８４億２０００万円に上っている。

　新規地区の内訳は、補助金事業が４５地区で６３８億２００万円、交付金事業が３地区で１０億円。振興局別では、空知のほか、十勝が７地区で１２０億２０００万円、上川が４地区で９４億円、釧路が５地区で６７億５０００万円などとなった。
　事業別にみると、農地整備事業中山間地域型が１２地区で２６０億８０００万円、畑地帯総合整備中山間地域型担い手支援対策が７地区で１２２億６０００万円などとなっている。

　事業別の地区数と総事業費はつぎのとおり。
▼補助金事業
▽農地整備事業経営体育成型＝１地区―１３億円
▽農地整備事業中山間地域型＝１２地区―２６０億８０００万円
▽道営草地整備事業＝６地区―３５億円
▽公共牧場整備事業＝１地区―７億８０００万円
▽畑地帯総合整備型担い手育成対策＝３地区―７４億円
▽畑地帯総合整備中山間地域型担い手育成対策＝５地区―６０億９０００万円
▽畑地帯総合整備中山間地域型担い手支援対策＝７地区―１２２億６０００万円
▽基幹水利施設整備型＝２地区―３２億１０００万円
▽基幹水利施設保全型＝２地区―５億１０００万円
▽農地集積促進型＝１地区―８億４０００万円
▽用排水施設等整備事業＝２地区―１億６０００万円
▽防災重点農業用ため池緊急整備事業＝１地区―２億円
▽農道・集落道整備事業＝２地区―１４億７２００万円
▼交付金事業
▽地域用水環境整備単独魚道整備＝１地区―６億円
▽通作条件整備保全対策型＝２地区―４億円