公共・単独３.９％増７８億／稚内、留萌など７建管で増額／道建設部 ２２年度舗装工事予定額

　道建設部は、建管執行分の２０２２年度舗装工事実施予定額をまとめた。２１年度ゼロ国債・ゼロ道債などを含む集計で、公共と単独を合わせた予算総額は７８億１００万円。２１年度当初と比較して３.９％上回った。建管別では、稚内が３９.３％増、留萌が２６％増、釧路が２３.７％増など、７建管で２１年度当初を上回る見込みとなっている。
　対象は、道路、街路、空港、災害復旧（道路災）のうち、入札工種が舗装となっている工事。２１年度ゼロ国債・ゼロ道債などは２２年度に全額を計上した。
　２２年度の実施予定額は７８億１００万円で、３.９％上回った。さらに、配分額が未定の３定補正分は集計に含んでいないため、一定程度の積み増しが今後見込まれる。
　建管別にみると、小樽が最多の１３億２０００万円。以下、札幌が１２億３４００万円、旭川が１０億８７００万円、釧路が７億８４００万円などと続いた。
　２１年度当初との比較では、稚内が３９.３％増、留萌が２６％増、釧路が２３.７％増など、７建管で増加する見通し。留萌では、名寄遠別線道路改築において舗装工事に新規着手する計画だ。