１０.１％増５６２億円／本紙集計 発注者支援除く／開発局 ２１年度最終委託発注額

　開発局の設計変更を含む２０２１年度委託発注額が、本紙集計でまとまった。発注者支援業務を除き、総額は前年度と比較して１０.１％増の５６２億４８００万円。札幌、函館など９開建と本局で前年度を上回った。
　２０年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は年割せずに発注ベースで集計している。本局営繕部発注分を除く。発注額は、消費税抜きとなっている。
　発注額をみると、札幌は１０.５％増の１２７億８１００万円、旭川は６.５％増の６５億２１００万円など。前年度と比較すると、札幌、函館、小樽、帯広、網走の５開建で１０％以上の増となっている。

　部局別委託発注額はつぎのとおり（カッコ内％は前年度比）。
▽札幌＝１２７億８１００万円（１１０.５％）
▽函館＝４３億１６００万円（１１９.６％）
▽小樽＝４４億６６００万円（１２２.３％）
▽旭川＝６５億２１００万円（１０６.５％）
▽室蘭＝５８億１０００万円（１００.５％）
▽釧路＝５４億８２００万円（１０９.４％）
▽帯広＝４７億３９００万円（１２１.３％）
▽網走＝５１億８１００万円（１１２.７％）
▽留萌＝２０億５９００万円（１０５.５％）
▽稚内＝１４億４００万円（８９.７％）
▽本局＝３４億８５００万円（１０５.１％）