トップページ >
DOTSU-NET NEWS一覧 >
DOTSU-NET NEWS詳細
原材料高騰が影響98%/大いにある35%に/道 4~6月コロナ調査で建設業
2022/06/14付 DOTSU-NET NEWS
道は、新型コロナウイルス感染症に関する影響調査等の結果概要(4~6月期、中間集計)をまとめ、13日の道議会経済委員会に報告した。売上・利益等への影響をみると、全体では53%の企業が「減少した」と回答したが、建設業は最も低い36.2%に。売上の平年同期比減少率は、全体平均でマイナス14.9%となったものの、建設業はマイナス6.7%にとどまった。原油・原材料価格高騰の経営への影響に関しては、40.7%の企業が「大いに影響がある」と回答。建設業においては34.5%だった。道では、四半期ごとに実施している企業経営者意識調査と併せて、20年度から新型コロナウイルス感染症に関する影響を調査。今回は建設業125社を含む900社を対象とし、33.6%に当たる302社から回答を得た。
売上・利益等への影響をみると、全体では「大きく減少した」が20.5%、「多少減少した」が32.5%と、合わせて53%の企業が「減少した」と回答。前回の1~3月期調査と比較して「減少した」の割合は、3.2ポイント縮小した。
「大きく減少した」と回答した業種は、運輸業の35.9%が最大。建設業は最も低い5.2%で「多少減少した」を含めた集計でも36.2%だった。ただ、建設業における「減少した」の割合は、前回調査から5.6ポイント拡大している。
売上の平年同期比減少率の全体平均はマイナス14.9%。業種別では、サービス業がマイナス23.1%、運輸業がマイナス17.7%などで、建設業は全体平均を大きく下回るマイナス6.7%だった。
同じく特別調査を実施した原油・原材料価格高騰の経営への影響をみると、全体では「大いに影響がある」が40.7%、「影響がある」が31.1%、「多少影響がある」が20.9%と、92.7%の企業が「影響がある」と回答。建設業については、それぞれ34.5%、41.4%、22.4%の計98.3%となっている。
経営に影響を与えている品目は「燃料(重油・灯油・ガソリン等)」が最多の84.4%。経営への影響緩和対策について最も多かった回答は「製品(商品)価格に一部転嫁」で33.4%となった。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
首位はドーコン 80億/設計変更含む 本紙集計/開発局21年度委託業者別実績
2022-06-14付 DOTSU-NET NEWS
開発局の設計変更を含む2021年度委託業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。発注者支援業務を除く集計。首位は、本局と10開建で225件、80億616万円を受注した(株)ドーコン(札幌)。受注総額は前年度と比べ10.1%増の562億480...管内受注88.2%に/函館、室蘭など4建管拡大/21年度建管別工事受注動向 本紙集計
2022-06-13付 DOTSU-NET NEWS
全道10建管における2021年度の地域別工事受注動向が、本紙集計でまとまった。金額ベースでみると、管内業者の受注割合は、前年度を0.8ポイント上回る88.2%。函館、室蘭、稚内、網走の4建管で前年度を上回った。管外業者の受注割合は11.8...39.2%減、3542億/公共元請11%増1490億/国交省 4月道内建設工事受注高
2022-06-13付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、2022年4月の建設工事受注動態統計調査結果をまとめた。本道の受注高は、前年同期比39.2%減の3542億6100万円。内訳をみると、元請受注が11%増の2468億7000万円となった。元請受注のうち、公共機関からの受注は1...生産空間守る物流網を/食料安定供給で強靱化も/開発局 2050年本道のあるべき姿
2022-06-10付 DOTSU-NET NEWS
開発局は9日、札幌第1合同庁舎で連携協定締結企業との「2050年の北海道の姿を考える懇談会」を開催した。生産空間を守り物流コストを低減するには高規格道路の延伸が必須となっていることを共有。国際情勢が不安定となる中で食料安全保障の重要性が増...プレキャスト導入促進 VFMを検討/特性踏まえECI活用へ/日建連と開発局等 意見交換会
2022-06-10付 DOTSU-NET NEWS
日本建設業連合会(宮本洋一会長)は9日、ホテルポールスター札幌で2022年度「公共工事の諸課題に関する意見交換会」を開催した。対面形式での開催は3年ぶり。担い手の確保、生産性向上など4点をテーマに協議した。 発注者からは開発局をはじめ、道...新規の雇用・女性活躍支援など/全振興局で設定/道農政部 22年度総合評価選択項目
2022-06-09付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、2022年度簡易型総合評価落札方式における振興局別の評価項目設定状況をまとめた。地域選択項目をみると、担い手の育成・確保では、全振興局が「新規の雇用」「高年齢者継続雇用」「女性の活躍支援」を設定。地域の守り手確保をみると「季節...10.1%増562億円/本紙集計 発注者支援除く/開発局 21年度最終委託発注額
2022-06-09付 DOTSU-NET NEWS
開発局の設計変更を含む2021年度委託発注額が、本紙集計でまとまった。発注者支援業務を除き、総額は前年度と比較して10.1%増の562億4800万円。札幌、函館など9開建と本局で前年度を上回った。 20年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は...86地区、1499億/本年度開始は58地区に/道農政部 道営農業調査計画地区
2022-06-08付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、道営農業農村整備事業における2022年度調査計画地区の概要をまとめた。86地区で、総事業費の合計は1499億3200万円。前年度と比べ、10地区、319億2200万円の増となっている。86地区のうち、22年度から調査に乗り出す...