花と緑の文化広く発信／恵庭で開幕 ７月２４日まで／都市緑化フェアガーデンフェスタ

　「恵みの庭を人がつながる北の大地から」をテーマに第３９回全国都市緑化北海道フェアガーデンフェスタ北海道２０２２が２５日から開幕した。同日には、恵庭市民会館でオープニングセレモニーを開催。主催者を代表してあいさつに立った鈴木直道知事は「多様な主体が連携し、人々に感動を与え、豊かな地域社会につながることを願う」と期待を寄せた。７月２４日まで恵庭市を舞台に道内３２ヵ所の協賛会場と共に各種イベントが開催される。
　フェスタは、北海道の花と緑の文化と魅力を広く発信することが目的。北海道開催は１９８６年の札幌市での開催に続き２回目となった。オープニングセレモニーには約３７０人が参加した。
　会場では、はじめに原田裕恵庭市長が「北海道の自然、花と緑の美しさに触れてもらい、道内外の人々に発信していきたい」と開会宣言。続いて主催者を代表して鈴木知事があいさつに立ち「花のまち恵庭はもとより、北海道の花と緑の魅力を全国に発信するとともに、多様な主体が連携し人々に感動を与え、豊かな地域社会につながることを願う」と期待を寄せた。
　来賓では、斉藤鉄夫国土交通大臣に代わり五十嵐康之国交省公園緑地・景観課長があいさつ。「これまで築き上げてきた恵庭の花の魅力を発信する機会」とし「多くの方々に北海道、恵庭市を、花にあふれ、花が人と人を紡ぐツーリズムとなってほしい」と述べた。
　来賓を代表して市橋修治道議会副議長が祝辞を述べ、多くの道民が花と緑に触れ合う機会を創出することから「恵庭市を十分に楽しんでほしい」と呼びかけた。
　祝電披露、テーマソング歌唱で締めくくった。