一般土木 ９３.２点／舗装９３.８点、鋼橋上部９４.５点／建管発注 ２１年度工種別平均点

　建管発注工事の２０２１年度施行成績評定結果に関し、主要工種別平均点が本紙集計でまとまった。一般土木は９３.２点で、前年度から０.４点上昇。建管別では、帯広が９４点で最も高く、小樽、網走、釧路が各９３.８点、室蘭が９３.５点などと続いた。舗装は０.４点上回る９３.８点、鋼橋上部は０.８点上回る９４.５点となっている。
　２１年度の評定対象工事は、全道で１９４１件。全道平均は前年度から０.４点上昇して９３点となった。建管別の平均点は、帯広が最も高く９３.７点に。以下、小樽が９３.６点、網走が９３.５点などと続き、前年度と同じく全建管が９０点を超えた。
　主要工種をみると、一般土木の評定対象は１３７１件。平均点は、０.４点上回る９３.２点だった。建管別では、稚内を除く９建管で上昇した。最高は帯広の９４点。上昇幅が最も大きかったのは函館の１点だった。
　舗装の評定対象は３３５件で、平均点は０.４点上回る９３.８点。建管別では、室蘭、稚内、帯広、釧路を除く６建管で上回った。最高は札幌の９４.７点。上昇幅が最も大きいのは留萌の１.３点となっている。
　鋼橋上部の評定対象は１６件。平均点は０.８点上回る９４.５点となった。最高は函館で、９５.７点を記録した。

　主要工種ごとの最高点獲得工事はつぎのとおり。
【一般土木】
▼１０１点
▽美唄富良野線特定交付金１地すべり対策２工区美唄工区＝北英・西江ＪＶ
▽美唄富良野線防Ｂ２２０地方道函渠明許ほか＝玉川組
【舗装】
▼９９点
▽３・２・３３０八丁目通交付金＝道路建設
【鋼橋上部】
▼９６点
▽奥尻島線長浜地区Ａ地新深歌橋工場製作補正＝日進製作所
▽富良野川４号透過火山砂防工場製作補正繰越＝巴コーポレーション
▽江別恵庭線防Ｂ地方道第二角山橋上部工場製作補正＝釧路製作所
▽きたひろしま総合運動公園線総Ａ６地方道３号橋上部工場製作補正・明許＝巴コーポレーション
▽奥尻島線長浜地区Ａ地―６０新兄力沢橋上部工場製作補正明許＝日進製作所