トップページ >
DOTSU-NET NEWS一覧 >
DOTSU-NET NEWS詳細
気候変動踏まえ見直しへ/基本高水ピーク流量など/石狩川水系整備方針で札幌開建
2022/07/05付 DOTSU-NET NEWS
札幌開建は、石狩川水系河川整備基本方針見直しに向けた検討を開始した。激甚化する気候変動を踏まえ、基本高水のピーク流量を見直す考え。現在は、基本高水、正常流量などの調査検討を行っている。数年かけて方針を定めていく。現行の基本方針は、2004年に策定。1975年、81年に発生した大洪水の経験を踏まえた流量を設定している。
現在の流量は調節後、本川石狩川の伊納で毎秒6000立方メートル、石狩大橋で毎秒1万4000立方メートル。雨竜川で毎秒2700立方メートル、空知川で毎秒4200立方メートル、幾春別川で毎秒1000立方メートル、夕張川で毎秒2400立方メートル、豊平川で毎秒2000立方メートルとなっている。
将来、気候変動による降雨量の増大が予想されることから基本方針の見直しに向けて検討を始めた。簡易公募型プロポーザルで公募した「石狩川水系河川整備基本方針検討業務」を(株)ドーコン(札幌)が1億3620万円(税抜)で受注。基本高水、現況河道状況の整理、正常流量の検討を開始している。
検討後は社会資本整備審議会河川分科会で審議を行う予定。気候変動による洪水被害の深刻化を防ぐため、新たな方針を定めていく。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
営業利益率 全国上回る水準に/建設投資額 15.7%減2.7兆円/道建設部 21年度道内建設業の概況
2022-07-04付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、2021年度版「北海道における建設業の概況」をまとめた。21年度の道内建設投資額は、出来高ベースで前年度比15.7%減の2兆7170億2600万円。全国に占める割合は0.9ポイント縮小し、5.3%となった。19年の道内建設業総...有効・概ね有効は9割/道建設部 高評価受け取組継続へ/ワンデーレスポンスの調査結果
2022-07-04付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、2021年度に試行したワンデーレスポンスのアンケート調査結果をまとめた。取組について「有効・概ね有効」と回答した割合は、工事受注者、業務受託者ともに前回調査の20年度を3ポイント上回る91%。工事受注者からは「応対がスピーディ...65%増、2569億/社会資本総合整備 55%増の903億/23年度道開発事業費補助要望額
2022-07-01付 DOTSU-NET NEWS
道は6月30日、2023年度道開発事業費補助要望概要を公表した。要望額は、国費ベースで22年度当初比65%増の2569億円と直近10ヵ年で最大規模に。事業別では、社会資本総合整備が55%増の903億円、農業農村整備が92%増の510億円、...工事248件 業務565件/土木A WTO含め11件/開発局 7月以降発注見通し公表
2022-07-01付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、きょう1日付で7月以降の発注見通しを公表する。公表件数は工事248件、業務565件。WTO対象含む一般土木A等級は11件、A・B等級は27件、B等級は58件となっている。 WTO対象工事のうち、道縦貫道七飯町大沼トンネル峠下工区...情報化施工 3倍増60件程度に/6月時点 本紙集計/開発局 22年度農業農村整備工事
2022-06-30付 DOTSU-NET NEWS
開発局の農業農村整備工事における情報化施工が大幅に増えている。本紙集計によると、2022年度6月時点ですでに前年度の実績と比較して3倍増となる60件程度で実施。うち起工測量から納品までの一連のプロセスで全面的に3次元を活用するICT活用は...ペーパン川は護岸決壊/229号八雲町熊石で土砂崩れ/28~29日の道内大雨被害状況
2022-06-30付 DOTSU-NET NEWS
道内は、前線を伴う低気圧が接近した影響で28日から29日にかけて大雨に見舞われた。道管理施設をみると、旭川市内を流れるペーパン川では2ヵ所が溢水し、床上浸水や農地浸水などの被害が発生。早苗橋付近においては、護岸の決壊が生じている。また、函...国費2500億台で調整/直近10ヵ年で最大規模か/道 23年度道開発事業費補助要望
2022-06-29付 DOTSU-NET NEWS
道の2023年度道開発事業費補助要望に向けた作業が大詰めを迎えている。本紙調査によると、国費ベースの要望額は、2500億円台で調整が図られているもよう。防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策をはじめ、各種施策を着実に推進する観点か...石塚局長 国に貢献する北海道へ/施策総動員で実現誓う/開発局 新旧局長が記者会見
2022-06-29付 DOTSU-NET NEWS
開発局の新旧局長による記者会見が28日、札幌第1合同庁舎で行われた。石塚宗司新局長は、コロナ禍や国際情勢などの変化により食料供給や再生可能エネルギーなどの面で「北海道はますますわが国に貢献する地域となる」と強調。生産空間の維持はもとより、...