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国費2500億台で調整/直近10ヵ年で最大規模か/道 23年度道開発事業費補助要望

2022/06/29付 DOTSU-NET NEWS
 道の2023年度道開発事業費補助要望に向けた作業が大詰めを迎えている。本紙調査によると、国費ベースの要望額は、2500億円台で調整が図られているもよう。防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策をはじめ、各種施策を着実に推進する観点から、直近10ヵ年で最大の規模となった22年度をわずかに上回る公算が大きい。

 本道では、新型コロナウイルス感染収束が見通せない中、国際情勢の変化に伴う原油や食料といった輸入資源価格の高騰によって、地域の暮らしや経済活動における活力の低下が懸念されている。
 併せて、近年は大規模自然災害が頻発・激甚化。道民の生命と財産を守る国土強靱化のほか、今後一斉に更新期を迎える施設の老朽化対策を含め早急な対応が求められている。
 道では、食料をはじめとした様々な資源の安定供給など、国の課題解決に貢献するため、「新・ほっかいどう社会資本整備の重点化方針」に沿って計数を整理。限られた財源の中、社会資本のストック効果を最大限発揮できるよう、中長期的な視点に基づき必要性や優先度の高い施策・事業を積み上げることとしている。
 流動的な要素を残すが、国費ベースの要望額は、前年度の2543億円をわずかに上回る規模で調整中。防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に加え、ゼロカーボン北海道の推進や食料安全保障の強化に寄与する農林水産業の生産基盤の整備、交通・物流ネットワークの強化に向けた事業等を盛り込むものとみられる。

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衛星SARデータ活用/229号乙部町館浦対象に試行/開発局 自然斜面の解析で

2022-06-28付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、国土技術政策総合研究所(国総研)と連携し、道路の被災個所において、衛星SARデータによる解析を行う。岩盤が崩壊した229号乙部町館浦の自然斜面を対象に時系列による解析を実施。衛星SARデータは宇宙航空研究開発機構(=JAXA)か...

花と緑の文化広く発信/恵庭で開幕 7月24日まで/都市緑化フェアガーデンフェスタ

2022-06-28付 DOTSU-NET NEWS

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インフラ管理にAI活用/点検効率化へ連携協定/北大院情報科学研究院と開発局

2022-06-27付 DOTSU-NET NEWS

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急がず焦らず怠らずに/建災防道支部 労災防止大会

2022-06-27付 DOTSU-NET NEWS

 建災防北海道支部(岩田圭剛支部長)は24日、札幌市内の共済ホールで第58回北海道建設業労働災害防止大会を開催した。会場には各社から約400人が一堂に会し、安全衛生水準の向上を誓った。 全道大会は7月1日からスタートする全国安全週間を前に毎...

請負代金 適当な証拠で変更可/道建設部 資材価格急騰踏まえ/23日付で単品スライド運用改正

2022-06-24付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は23日付で、単品スライド条項の運用を改正した。資材価格の急激な高騰を踏まえたもの。これまで工事材料の価格増加分は、工事材料の「実際の購入価格」と「購入した月の物価資材単価」を比較して安い方の単価を用いていたが、購入価格が適当と示...

一般歳出 2400億円/債務負担960億円 本紙集計/開発局 22年度工事費予算額

2022-06-24付 DOTSU-NET NEWS

 開発局の2022年度一般歳出予算ベースの工事費予算額は、本紙集計によると、2400億円となっている。予算額や発注見通しの工事規模、直轄の事業計画などをもとに集計。ゼロ国債、長期国債は960億円となっている。 開発局の21年度補正予算は官庁...

ほ場整備 標準設計図を作成/細工種ごとに必要図面示す/道農政部 働き方改革へ業務改善

2022-06-23付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、働き方改革に対応した業務改善プログラムに基づく取組の一環として、ほ場整備にかかる標準設計図を作成した。委託業務での必要な図面を明確にし、図面名称や記載内容を統一化することで、一体的な業務改善につなげるもの。関係団体等からの意見...

洪水調節施設整備を明記/気候変動踏まえ流量1.4倍/国交省 十勝川整備基本方針変更案

2022-06-23付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は22日、東京都内で社会資本整備審議会河川分科会河川整備基本方針検討小委員会を開催した。十勝川水系河川整備基本方針の変更案を審議。気候変動を踏まえ、基本高水のピーク流量について、現行と比較して1.4倍とすることを明記。新たな基本...