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ペーパン川は護岸決壊/229号八雲町熊石で土砂崩れ/28~29日の道内大雨被害状況

 道内は、前線を伴う低気圧が接近した影響で28日から29日にかけて大雨に見舞われた。道管理施設をみると、旭川市内を流れるペーパン川では2ヵ所が溢水し、床上浸水や農地浸水などの被害が発生。早苗橋付近においては、護岸の決壊が生じている。また、函館開建が所管する229号八雲町熊石鮎川町では土砂崩れの発生によって、800メートル区間が通行止めを余儀なくされている。現在、各発注機関は現地調査を実施。被害状況等を把握した上で、必要な対策を講じていく方針だ。
 気象台によると、29日午前10時現在の24時間降水量は八雲町熊石で127.5ミリ、今金町で124.5ミリ、福島町千軒で103ミリ、旭川市で78ミリを記録。道内225観測地点のうち、今金町や旭川市など35地点で6月の観測史上最大を更新した。
 旭川市内のペーパン川では、道道瑞穂旭川停車場線の早苗橋上流付近、東川町道の喜楽橋下流側付近の2ヵ所が溢水。床上浸水2戸、農地浸水5ヘクタールの被害が発生した。早苗橋付近においては、災害復旧事業で整備した護岸の決壊も確認されている。
 旭川開建は建管からの要請を受け、排水ポンプ車1台、照明車1台に加え、リエゾンとして上川総合振興局と旭川市にそれぞれ2人の計4人を派遣。現在は排水作業とともに、今後の応急復旧に向けた準備や調査を進めている。
 函館開建所管の229号八雲町熊石鮎川町では29日午前11時35分ころ、豪雨に起因する土砂崩れが発生。倒木によって227号との交点付近がふさがれており、開建は八雲町熊石鮎川町の800メートル区間を通行止めとしている。
 現在は路線の維持業務を担う東陽建設(株)(八雲)が現地調査に当たっており、雨がやみ次第、復旧作業を開始する。開建は交通機能を維持するため、道道八雲厚沢部線などを経由する迂回路を設定。早期の通行止め解除に向けて、全力を尽くすとしている。
 函館建管所管施設では、八雲北檜山線(八雲町)で10メートル程度の路肩決壊が発生。建管では、29日午前8時15分に片側交互通行規制を開始し、同日午後から(株)測土開発(江差)が現地調査を行っている。せたな町の丸山川においても溢水が発生。流域の農地等で一部冠水が生じているもようだ。
(DOTSU-NET NEWS 2022/06/30付)