全道平均 ９３点、０.４点上昇／建管別 最高は帯広９３.７点／建管発注工事２１年度成績評定

　道建設部は、建管発注工事の２０２１年度施行成績評定結果をまとめた。全道の平均点は９３点で、前年度から０.４点上昇。建管別の平均点をみると、帯広が最高の９３.７点で、小樽が９３.６点、網走が９３.５点などと続いた。最高点は１０１点で、札幌建管発注の工事２件が獲得している。

　昨年４月からことし３月末までに完成した工事のうち、緊急契約を除く契約金額５００万円以上の案件を対象に集計。工事ごとの施行成績評定結果について、建管別に整理した。
　２１年度の評定対象工事は、全道で１９４１件。全道平均は前年度から０.４点上昇し、９３点となった。
　最高点は１０１点で、札幌建管が発注した「美唄富良野線特定交付金１地すべり対策２工区美唄工区」（北英・西江ＪＶ施工）と「美唄富良野線防Ｂ２２０地方道函渠明許ほか」（玉川組施工）の２件が獲得。１００点は札幌建管の工事２件、９９点は札幌建管で１０件、小樽建管で２件、室蘭建管で１件、網走建管で３件の計１６件となっている。
　建管別の平均点は、帯広が最も高く９３.７点に。以下、小樽が９３.６点、網走が９３.５点などと続き、前年度と同じく全建管が９０点を超えた。
　評価項目別の平均評価率をみると、監督員、主任監督員等、検査員いずれも上昇。細別の平均評価率は、施工体制一般、配置技術者、工程管理、安全対策、対外関係、品質などで前年度を上回る結果となった。