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企業・技術者 1点刻みに/上位区分新設 8月公告から/開発局 工事成績配点基準見直し
開発局は、総合評価落札方式における企業、技術者の工事成績配点基準を見直し、双方共に従来の4点刻みから1点刻みの評価基準とする。81点、82点、83点以上の区分も新設。技術者の評価基準に基づく直近区分との配点差をみると、施工能力評価Ⅰ型(1)は0.2点、施工能力評価Ⅱ型は0.7点となっている。上限の満点に変更はない。8月1日入札公告から適用する。
工事成績配点基準の見直しは、開発局の総合評価落札方式創設以来初となる。
開発局の総合評価落札方式における技術者の工事成績は、直近過去10年間の任意の一工事を評価。現行は、企業と同様、4点刻みの評価基準となっている。
現状をみると、76点以上80点未満に55%、2220人、80点以上に40%、1619人となっており、工事成績評定加点で差が付かない状況となっていた。
このため、企業、技術者ともに1点刻みの評価基準とする。技術者の配点をみると、施工能力評価Ⅰ型(1)では、従来、直近区分との配点差は0.7~0.8点だったが、0.2点に縮小。施工能力評価Ⅱ型は2点だったが0.7点となる。
技術者における現行の評価基準では、80点以上で点数差が生じないが、81点、82点、83点以上の区分を新設することにより、例えば施工能力評価Ⅰ型(1)では80点と82点で0.4点差が発生。施工能力評価Ⅱ型をみると、80点と82点では1.4点差が付くこととなる。
一方で、79点と80点をみると、施工能力評価Ⅰ型(1)で0.7点差が生じていたが、0.2点差に縮小する。同様のケースで施工能力評価Ⅱ型をみると、2点差だったのが、0.7点差となる。
なお、全工種における技術者の得点区分をみると、80点は896人、81点は437人、82点は255人、83点は26人などとなっている。