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除雪車ワンマン化拡大/本格実施へ全建管で試行/道建設部 除雪業務の省力化等

2022/07/21付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、除雪業務の省力化・効率化に向けた取組を一層加速させる。マルチカメラシステムを活用した「除雪車のワンマン化」は、試行を大幅に拡大する意向。21年度は5建管で試行したが、22年度は10建管に拡大し、将来的な本格実施に向けた改善点の抽出・整理を行う。作業の安全性向上などにつながる「ガイダンスシステム」は、効果が見込まれる路線などでの試行を継続。スマートフォンを用いた「日報自動化」は、21年度と同様に10建管での試行を計画している。

 近年、本道では、異常気象による暴風雪等の冬期災害が頻発。冬期間の道路交通網を確保するための除雪業務は、地域における日常生活の安全・安心を確保する観点からも必要不可欠となっている。
 一方、除雪業務に携わるオペレータおよび作業員は高齢化が進行。除雪従事者の人手不足に伴い、交代要員の確保にも苦慮する事態となっており、業務の省力化・効率化に資する取組が求められている。
 道建設部は、課題解決に向けた取組として各種試行を展開。マルチカメラシステムを活用した「除雪車のワンマン化」、熟練オペレータの暗黙知を記録・表示し作業の効率化や安全性の向上を図る「ガイダンスシステム」、スマートフォンで位置情報をインターネット上に送信し、走行ルートや時間についての日報をオートマチック化する「日報自動化」などを試行している。
 除雪車のワンマン化は、19年度から札幌と小樽の2建管で試行を開始。21年度は旭川、留萌、網走を加えた5建管に試行を拡大し、一定程度の効果が確認された。これを踏まえ22年度は、試行を10建管に拡大。現在は21年度に課題として浮かび上がったカメラへの雪の付着対策について検討を進めている。
 ガイダンスシステムに関しては「経験が浅いオペレータの負担が軽減された」「土地勘がない区間の作業に有効」などの声が寄せられる一方で、「歩道には障害物が多くあるため、警告音が鳴りすぎる」との指摘も。22年度は全道展開とはせず、効果が見込まれる路線や歩道部を中心とした試行を継続する。
 日報の自動化は21年度と同じく、スマートフォン100台を用いて10建管での試行を予定。試行後は、アンケート形式によるヒアリングなどを通じ、改善点の抽出も進める方針だ。

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