工事５１３件、６４２億円／委託は７５３件、１０６億円に／道農政部 道営農業７月末実績

　道農政部は、道営農業農村整備事業の２０２２年度７月末発注実績をまとめた。工事は５１３件、６４１億８０００万円、委託業務は７５３件、１０６億１００万円を発注。前年度同期と比べ工事は件数で６４件、金額で３３億４３００万円下回った。委託は件数で４０件下回った一方、金額で４億６０００万円上回った。
　３月に発注した翌債およびゼロ国債分を含めたもの。工事、委託業務いずれも消費税込みの当初契約ベースで集計している。
　工事の振興局別発注件数は、１２０件で最多の空知に次いで十勝が９１件、上川とオホーツクが同数の７５件。前年度同期を上回ったのは日高、留萌、オホーツクの３振興局だった。
　発注額についても、空知が最多の１８６億２５００万円。以下、オホーツクが１０５億８８００万円、十勝が９７億３４００万円、上川が８８億４１００万円などと続く。日高や後志など７振興局で上回った。
　委託をみると、件数の多い順に空知が１９８件、上川とオホーツクが１２３件、十勝が８１件。渡島、上川、オホーツク、根室が前年度を上回る結果となった。
　金額は、空知が２８億１００万円、オホーツクが１５億６３００万円、十勝が１４億２９００万円。８振興局で前年度を上回っており、日高では１５５％増の大幅な伸びを見せた。