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TN2本の新設検討/事業計画変更内容 10月審議へ/道建設部 上向別浦河停線改築で

 道建設部は、室蘭建管所管の上向別浦河停線道路改築の事業計画を一部見直し、ルート内にトンネル2本を新設する案を検討している。当初想定していなかった重金属含有土が確認された状況に対応するもの。これまでは土工案のみで対応することとしていたが、重金属含有土対策を要する区間については、経済性などを考慮し延長約400メートル、約200メートルのトンネルをそれぞれ建設する方針だ。当該事業は、道の公共事業評価専門委員会の本年度再評価対象地区となっており、10月にも開催する次回会合で審議する。

 対象となる上向別浦河停線は、日高振興局裏手の高台区域を走る通称「まきば通」。2005年に完成したまきばトンネルによって、常盤町地区から東町地区までが開通しているものの、一部区間が未整備の状態となっている。
 海岸沿いの国道235・236号は津波による浸水が予想されているが、同路線の整備によって防災拠点となる振興局へのアクセスが可能に。地域住民の避難路確保や、災害拠点病院である浦河赤十字病院への到達時間短縮も見込まれることから、16年度から道路改築事業が進められている。
 当初計画では土工案のみで対応するとしていたが、事業を進める中で重金属含有土を確認。建設部では、現行の土工案と、トンネル案を採用した場合を比較検討した結果、経済性などでトンネル案が優れるものとみており、道の公共事業評価専門委員会における本年度再評価対象地区として抽出した。
 現時点では、道路工の整備延長を2キロメートルから1.4キロメートルに変更し、延長400メートル、約200メートルのトンネルをそれぞれ建設する意向。総事業費は11億円増の68億8000万円、完了予定年度は27年度から30年度と3年の延伸を見込んでいる。
 変更内容は、10月に開催予定の次回会合で審議される見通し。
(DOTSU-NET NEWS 2022/08/04付)