トップページ >
DOTSU-NET NEWS一覧 >
DOTSU-NET NEWS詳細
時間外縮減へ意識醸成/休日、賃上げ、CCUS進む/道建協 働き方改革アンケート
2022/12/21付 DOTSU-NET NEWS
北海道建設業協会(岩田圭剛会長)は「働き方改革の推進に向けた取組状況~道内建設業の労働環境について」と題した会員企業対象のアンケート調査結果をまとめた。年間休日や週休日をはじめ賃上げの取組、建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録など、道内では全国平均と比べて働き方改革が進んでいる状況が明らかになった。一方で1年3ヵ月後に迫る時間外労働の罰則付き上限規制適用を踏まえ、特に現場における月当たりの平均残業時間について「45時間以上60時間未満」との回答が依然として11.9%を占めることからさらなる意識醸成の必要性を指摘している。全国建設業協会が今後、働き方改革への取組を推進する上で、会員企業の実情や働き方改革への取組状況等を把握し、目指すべき方向性等を探ることを目的にアンケート調査を実施。道建協がこのうち道内分を抽出し取りまとめた。
調査時期はことし7月1日現在。道建協会員企業586社のうち377社(回答率64.3%)が回答した。
調査結果をみると―
▼働き方改革の取組
前年度からスタートした「目指せ週休2日+360時間運動」については「既に導入している」「取り組んでいる」「取組を検討している」を合わせ64.2%となったほか、「国土交通省と建設4団体との技能者の賃上げに関する申し合わせ事項」については「取り組んでいる」が58.5%と全国を21.3ポイント上回るとともに「取組を検討している」と合わせると88.8%となり企業への周知が進んでいる。
▼残業時間の状況
月当たりの平均残業時間数は、現場では「30時間以上45時間未満」が32.6%、事務所では「15時間未満」が79.5%と最多。現場については「15時間未満」が20.4%、「15時間以上30時間未満」が32.4%と45時間未満が大半を占める一方、「45時間以上60時間未満」が依然として11.9%となっている。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
22日にも一斉公表/追加分 工事420件、委託220件/建管の年度内発注分工事等情報
2022-12-20付 DOTSU-NET NEWS
全道10建管は、早ければ22日に国の現年補正予算やゼロ国債、ゼロ道債などの対象案件を盛り込んだ工事等情報を一斉公表する。本紙調査によると、追加分は工事が420件程度、委託業務が220件程度の計640件程度に上る見通し。入札公告は、ゼロ道債...魅力ある健全な業界へ/賃上げ加点、スライド条項など/開発局と道建協が意見交換会
2022-12-20付 DOTSU-NET NEWS
開発局と北海道建設業協会(岩田圭剛会長)は19日、札幌第1合同庁舎で公共工事の諸課題に関する意見交換会を開催した。総合評価落札方式における賃上げ加点措置や、スライド条項などに関する最新の情報を共有。働き方改革の実現に向けた今後の取組などに...賃上げ総合評価実績確認説明会/書類等提出先に留意を/事業部門で異なるため
2022-12-19付 DOTSU-NET NEWS
開発局は16日、ウェブで総合評価落札方式における賃上げを実施する企業等への加点措置に係る実績確認に関する説明会を開催した。工事・業務共に、河川・道路・営繕は国交省委託機関、港湾・空港・農業・水産は開発局工事管理課と事業部門によって事前把握...道農政部 農業農村整備優秀業者表彰/25者の技術力を称賛/品質確保・向上の寄与に謝意
2022-12-19付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は16日、ホテルポールスター札幌で2022年度農業農村整備事業優秀業者感謝状贈呈式を執り行った。宮田大部長が受賞各社の代表者に知事感謝状を手渡し、基盤整備を通じて本道農業の振興に貢献したことへの敬意を示すとともに、農業農村整備の円...現年 函館100億、室蘭89億/工事等情報は年内公表へ/国補正等の建管別・事業別配分額 - 道建設部
2022-12-16付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、4定追加提案分の補正予算に基づく建管別・事業別配分額をまとめた。水産林務部所管の漁港整備を含めた国の現年補正、ゼロ国債の建管執行分の集計。現年分を建管別にみると、函館が最多の99億5000万円で、室蘭が88億6200万円、札幌...札幌10.1億、帯広6億/事業別 道路36.7億、河川8.6億など/22年度ゼロ道債の建管別配分額
2022-12-16付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、2022年度ゼロ道債の建管別・事業別配分額をまとめた。総額は、前年度と同額の52億5200万円。札幌が10億500万円で最も多く、以下、帯広が6億200万円、小樽が5億3500万円、網走が5億1100万円などと続いた。 道は、...義務項目 特定部の確認など/推奨項目は現場条件確認等/23年度BIM等原則適用で ― 国交省
2022-12-15付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、2023年度BIM/CIM原則適用方針詳細をまとめた。義務項目は出来上がりイメージ、特定部の確認、施工計画の検討補助、2次元図面の照査補助などと明記。特定部は立体交差、障害物、既設構造物等との接続を伴う部分などとした。推奨項...本道の発展へ各種取組/国交省・橋本道局長に提出/建コン協道支部が中間提言書
2022-12-15付 DOTSU-NET NEWS
建設コンサルタンツ協会北海道支部(佐藤謙二支部長)は中間提言書「建設コンサルタントが切り拓く北海道の未来~交通からみた未来の姿2050」をまとめ、14日に国土交通省北海道局の橋本幸局長に提出した。提言書には、交通分野が先導して実現するゼロ...