トップページ > DOTSU-NET NEWS一覧 > DOTSU-NET NEWS詳細

1千万以上 10万未満切上げ/5月以降適用へ調整中/低入調査基準価格等の端数処理 - 道建設部

2023/01/16付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、低入札価格調査基準価格・最低制限価格の算定方法を見直す。現行、1円未満を切り捨てした金額を設定しているが、過度な価格競争等を防止するため、工事・委託業務の税抜価格が1000万円以上の場合、10万円未満を切り上げる予定。1000万円未満の場合は、1万円未満を切り上げた価格とする考えだ。5月以降の入札分から適用する方向で調整を進めている。
 道は、契約内容に適合した履行の確保とダンピング受注の防止を図るため、工事請負契約および委託業務契約に係る低入札価格調査制度・最低制限価格制度の事務手続き等を定めている。
 低入札価格調査制度は、条件付一般競争入札(WTO対象工事)および総合評価落札方式による競争入札で適用。最低制限価格制度は、原則として予定価格が250万円を超える工事、100万円を超える委託業務を対象としている。
 現行の基準では、いずれも1円未満を切り捨てした金額を設定しているが、過度な価格競争等を防止するため、見直しに向けた検討に着手。工事・委託業務の税抜価格が1000万円以上の場合は10万円未満を切り上げ、1000万円未満の場合は1万円未満を切り上げた価格とする方針だ。
 適用は、5月以降入札分からを想定。建設部では「札入れ時の端数処理は基本的にこれまでと変わりないが、低入札価格調査基準価格などに近い札を入れる場合のみ注意が必要」としている。
 予定価格、失格判断基準価格の端数処理に変更はない。

その他のDOTSU-NET NEWS 一覧

建管工事企業表彰 配点引上げなど検討/奨学金返済支援企業評価も/総合評価ガイドライン改正案 - 道建設部

2023-01-16付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、2023年度の建管発注工事で適用する総合評価落札方式ガイドラインの改正に向けた検討を進めている。現在のところ、各建管における工事優良企業表彰は、配点と有効期間の変更を検討。従前は前年度に表彰実績があれば0.25点を付与していた...

土地利用踏まえた対策へ/リスクマップ作成 取組重点化も/流域治水あり方検討委設置 - 開発局

2023-01-13付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、「北海道地方における流域治水のあり方検討会」を設置した。食料供給基地としての役割など他地域と異なる本道における土地利用の特徴を踏まえた流域治水の在り方を検討することなどが目的。本道にふさわしい流域治水を進めるための技術的検討の重...

工事261件、委託497件/工事 函館56件、室蘭34件など/10建管きょう付で工事等情報公表

2023-01-13付 DOTSU-NET NEWS

 全道10建管は、きょう13日付で2023年度4月以降に発注予定の工事等情報を一斉公表する。国の22年度第2次補正予算に係る繰越分や災害復旧などが対象で、公表件数は工事261件、委託業務497件の計758件。工事を建管別にみると、函館が最多...

糠平ダム嵩上げが有効/計画段階評価に向け検討へ/開発局 第14回十勝川流域委開催

2023-01-12付 DOTSU-NET NEWS

 【帯広発】開発局は11日、帯広第2地方合同庁舎で第14回十勝川流域委員会をウェブ会議併用で開催した。十勝川水系河川整備計画の見直しに当たり、前回、治水対策案として設定した「既存ダム有効活用+河道掘削案」について、幌加ダム・糠平ダム・元小屋...

工事270件、委託480件程度/2次補正予算繰越分、災復など/10建管 13日付で工事等情報公表

2023-01-12付 DOTSU-NET NEWS

 全道10建管は、早ければあす13日付で2023年度4月以降に発注予定の工事等情報を一斉公表する。国の22年度第2次補正予算に係る繰越分や災害復旧などを対象としたもの。公表件数は、本紙調査によると工事が270件程度、委託業務が480件程度の...

首位は西村組4.6億/本紙集計 1億以上受注17社/道の水産土木12月末業者別実績

2023-01-11付 DOTSU-NET NEWS

 道の各振興局水産課が発注した水産土木工事の2022年度12月末業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、オホーツクをはじめ5振興局から6件、4億6200万円を受注した(株)西村組(湧別)。2位以下をみると、5件で2億8681万円の(...

建設業の魅力伝える/イメージアップで担い手確保へ/道と札幌市 建設産業ふれあい展

2023-01-11付 DOTSU-NET NEWS

 道と札幌市主催の「来て☆見て☆実感!建設産業ふれあい展」が、7日から2日間にわたって札幌駅前通地下歩行空間で開かれた。北海道建設業協会(岩田圭剛会長)と北海道建設技術センターの協賛。各種体験や展示などを通じて、幅広い年代に対し人々の生活を...

1千400~1千500件程度/16ヵ月予算ベース 本紙調査/開発局 23年度工事発注件数

2023-01-10付 DOTSU-NET NEWS

 開発局所管の2023年度工事発注件数は、22年度第2次補正予算を含めた16ヵ月予算ベースで1400~1500件程度となることが見込まれている。本紙調査によるもの。前年度と同規模となることが予想されていることから、工事発注件数についても大き...