２８件、２７８億を執行／平均落札率 ９４.５％で前年度並み／東日本高速道路の２２年度契約状況

　東日本高速道路（株）が公表した工事契約統計資料によると、道支社発注工事における２０２２年度契約状況は２８件、当初契約金額で総額２７７億７３６９万円となっている。契約制限価格が２５０万円を超える工事を対象に集計したもので、前年度から件数は１５件、金額は２６２億５２２１万円減少。平均落札率は９４.４５％と変動はなかった。
　同社全体では、前年度を５件上回る２８８件を発注。当初契約総額は２９８億２１４２万円減の３３３７億４０３９万円だった。契約ごとに落札率を計算して平均を算出した平均落札率は、０.３ポイント上昇し９５.８１％となっている。
　道支社分では、競争入札で２２件、２０２億５６２９万円を発注。件数で６件、金額で２２８億８６５４万円下回ったものの、落札率は９３.５２％と１.４５ポイント上昇している。
　内訳をみると、条件付一般競争が７件で８７億７６７３万円、拡大型指名競争が１５件で１１４億７９５５万円。条件付一般競争は４件、１９億３９３３万円下回った一方、拡大型指名競争は４件、３１億２２３０万円上回った。落札率はそれぞれ９３.９４％、９３.３３％といずれも３.４４ポイント、０.２ポイント上昇した。
　このほか、基本契約が５件減の３件で１億３２５５万円、随意契約が４件減の３件で７３億８４８５万円。金額は基本契約で１６億８９１６万円、随意契約で１６億７６５１万円下回った。落札率はそれぞれ０.８３ポイント下回る９７.９８％、１.２７ポイント下回る９７.７１％となった。