１億以上 森林土木工事４２社／水産土木工事は３１社に／道水産林務部 ２２年度業者別受注実績

　道水産林務部は、２０２２年度業者別受注実績をまとめた。森林土木工事をみると、受注額６億８４００万円の（株）山岡建設工業（厚真）が首位に。２億円以上受注したのは前年度から２社増の１１社、１億円以上は９社増の４２社だった。水産土木工事の首位は、５億４７４５万円で（株）西村組（湧別）。２億円以上の受注が１１社増の１３社、１億円以上が１６社増の３１社となっている。

　森林土木工事の受注総額は、前年度比９％増の１４８億１１００万円。受注業者数は４社減の２２４社となった。首位の山岡建設工業に、山洋建設（株）（中標津）、（株）草塩建設（登別）などが続いている。
　委託業務の受注総額は３.８％減の１８億７０００万円で、受注業者数は２社増の３３社。首位は１億９６７８万円受注の国土防災技術北海道（株）（札幌）、２位は北海道農林土木コンサルタント（株）（札幌）、３位は防災地質工業（株）（札幌）だった。
　水産土木工事の受注総額は、６２.４％増の９８億７２００万円。受注業者数は７社増の９６社となっている。西村組が首位に立ち、藤建設（株）（稚内）が２位、（株）富士サルベージ（函館）が３位につけた。
　委託業務の受注総額は１１２.２％増の２億６７００万円で、受注業者数は２社増の２８社。首位は１億１５２３万円受注の（株）アルファ水工コンサルタンツ（札幌）、２位は（株）豊水設計（札幌）、３位は（株）アクアソーケン（札幌）だった。
【集計方法】
　道水産林務部が、昨年４月１日からことし３月３１日までの発注分について、消費税込みの最終契約ベースで集計。２２年度に契約し、工期が２３年度以降にわたる契約については、当初契約額を計上した。ＪＶの受注実績は、出資比率に応じて各社に加算。合併等によって営業の移転があった場合でも、移転前の業者が完成した工事・委託は移転前の業者実績として計上している。