建設業等関係者対象に／道建設部 １０月中にも開催へ／電子契約導入に係るウェブ説明会

　道建設部は、１０月中にも、建設業等関係者を対象に電子契約の導入に係るウェブ説明会の開催を企画している。道が、１１月以降に導入を予定する電子契約システムの操作や手順等の解説を行うもの。具体的な日時は現在調整中だが、導入後の円滑な業務効率化に向けて、多くの参加を呼びかけている。
　電子契約は、契約当事者が契約書のＰＤＦデータに電子署名を入れて契約を成立させる契約手法。書面による契約と比べ、印紙税や郵送料などコストの削減に加え、印刷や押印、送付といった作業が不要となることから手続きの効率化が図られる。
　道は、Ｓｍａｒｔ道庁を推進する観点から２０２１年度に電子契約の導入に向けた検討を開始。実証実験などを通じて、道庁として導入が可能と判断した。現在、出納局と発注３部の契約案件から先行して導入する方向で調整を進めており、時期は１１月以降を見込んでいる。
　同部では、導入に当たって特に建設業者からの利用が多く見込まれることから、建設業等関係者向けのウェブ説明会を企画している。具体的な日時は調整中だが、１０月中にも開催する方針。
　同部担当者は「電子契約は業務の効率化等に大きく期待される。疑問点などの解消のためにもぜひ参加していただければ」と話している。
　このほか、道でも一般事業者を対象としたウェブ説明会およびウェブ動画の公開を１０月以降に実施する予定。