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国土強靱化など5項目/流域治水、海上保安能力強化/国交省 総合経済対策重点事項案

2023/10/12付 DOTSU-NET NEWS
 政府が月内の取りまとめを目指す総合経済対策に関し、国土交通省所管分の重点事項案が明らかになった。防災・減災、国土強靱化の強力な推進など5項目。流域治水の推進、次期静止気象衛星の整備等による線状降水帯等の予測精度向上、持続可能なインフラメンテナンスの実現などに取り組む方針としている。安全保障環境の対応に向けた海上保安能力の強化なども盛り込む。
 国交省における重点事項案をみると、①物価高・人手不足・賃上げへの取組②地方の成長の実現③社会変革の起動・推進④防災・減災、国土強靱化の強力な推進⑤暮らしの安全・安心の確保、領土・領海の治安の維持―の5項目で構成する。
 ①では、公共事業等について、現下の資材価格の高騰や労務単価の上昇等を踏まえた事業量が必要と明記。計画的な事業執行ができるよう、必要な予算確保に努めるよう求めている。
 ④では、流域治水の推進、次期静止気象衛星の整備等による線状降水帯等の予測精度向上、持続可能なインフラメンテナンスの実現などを記載。⑤では、通学路等の交通安全対策や公共交通のバリアフリー化に加え、一層厳しさを増すわが国周辺海域の安全保障環境に的確に対応するため、海上保安能力の強化等によって領土・領海の治安維持を図ることが必要とした。

 このほか水産分野では、海洋環境の変化等増大するリスクも踏まえた水産業の成長産業化、国土強靱化、防災・減災など国民の安全・安心の確保などを列挙。
 主な取組としては、激甚化する台風や大規模な地震・津波等に対しての漁港・海岸の防災・減災、国土強靱化対策や災害被害の復旧・復興の推進などを盛り込む。
 文部科学省所管分では、安全・安心で質の高い教育環境を確保する観点から、学校施設の老朽化対策や耐震対策、普通教室や特別教室に加え、避難所となる体育館等への空調設置、バリアフリー化、トイレの衛生環境改善を含む防災機能強化、脱炭素化などを推進する。

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年度内にも状況確認着手/地形改変、土地利用状況変化等/道建設部 土砂災害防止調査2巡目

2023-10-12付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、土砂災害防止法に基づく調査2巡目について、本年度にも状況確認調査に着手したい考え。各市町村等と連携を図りながら、地形改変や土地利用状況の変化などについて確認する。調査結果を踏まえた基礎調査の実施は2024年度以降を見込んでいる...

再開発等事業計画 軒並み見直しか/道民の悲願へ一層の連携強化を/北海道新幹線札幌延伸延期で

2023-10-11付 DOTSU-NET NEWS

 北海道新幹線新函館北斗~札幌間の開業が2030年度末から延期される見通しとなったことで、札幌駅周辺の再開発をはじめ関連事業についても大きな影響が懸念されている。資材価格高騰や人手不足などに伴い、既に計画の再検討を相次いで余儀なくされていた...

工事213件、委託216件/工事 釧路31件、札幌29件など/10建管きょう付で工事等情報公表

2023-10-11付 DOTSU-NET NEWS

 全道10建管は、きょう11日付で工事等情報を公表する。3定補正予算の成立を踏まえたもので、特別対策事業に関する案件が中心。追加分は、工事が213件、委託業務が216件の計429件に上っている。建管別に工事の追加分をみると、釧路が最多の31...

札幌6.2億、函館5.5億など/11日付で工事等情報 工事追加200件/道建設部 3定補正建管別配分額

2023-10-10付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、3定補正予算の建管別配分額をまとめた。総額は事業費ベースで37億円。札幌が6億1700万円で最も多く、以下、函館が5億5200万円、釧路が4億6100万円、室蘭が3億8800万円などと続く。事業別にみると、道路に6割以上となる...

価格高騰経済対策 17.8億増額計上/道 経済対策推進本部会議/3定へ 中小の事業継続支援

2023-10-10付 DOTSU-NET NEWS

 道は6日、経済対策推進本部会議を開催した。第3回定例道議会で「価格高騰等経済対策」に17億8000万円の増額を提案し、関連予算総額は580億4000万円となったことを報告。引き続き、中小企業等の事業継続に向けた支援などに取り組んでいく方針...

オペレーター 残業時間「減った」過半数/道農政部 過密工期分散に成果/草地整備の施工時期平準化調査

2023-10-06付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、草地整備の施工時期平準化に関し、受注者を対象としたアンケート調査の結果をまとめた。2022年度に春施工・秋春施工を実施した28工区の回答を集計。オペレーターの残業時間は、春施工・秋春施工の増加によって「減った」とする工区の割合...

入札公告は12月ピーク/本紙調査 旭川15件、函館9件等/開発局 当初ゼロ国対象工事39件

2023-10-06付 DOTSU-NET NEWS

 各開建の2日付公表発注見通しに基づく当初ゼロ国債対象工事39件の入札公告は、12月がピークとなる見通し。本紙調査によるもの。部局別では、旭川が最多の15件で、函館が9件、留萌が7件などとなっている。ただ、2日付公表分では、準備の整った案件...

道 苫小牧工水に決定/財政負担の方向性 年内にも/次世代半導体工場の水源候補地

2023-10-05付 DOTSU-NET NEWS

 道は、Rapidus(株)(東京)が千歳市で2027年の本格稼働を目指す次世代半導体工場への水供給に関し、水源候補地を苫小牧地区工業用水道に決定した。4日の3定道議会予算特別委員会総括質疑で、太田憲之委員(自民党・道民会議)らの質問を受け...