申出書 内訳書ＢＯＸ添付／１７、２３日にオンライン説明会／建設業者向け電子契約の留意点 － 道建設部

　道建設部は、１１月以降に導入を予定している電子契約について、建設業等関係事業者に向けた導入後の留意点をまとめた。道の電子契約は「希望制」で、事業者は対象案件において、電子・紙契約のいずれかを選択できる。どちらを希望する場合でも、入札書等の提出時に「契約に関する申出書」の提出を合わせて求める。電子契約の場合には電子入札システムの「内訳書ＢＯＸ」に添付すること。同部等は、建設業等関係事業者を対象としたオンライン（ズーム）説明会をあす１７日午前１０時と午後２時、２３日午前１０時に開催する。

　道では、行政サービスの質の向上や契約事務の効率化を図るため、１１月以降に入札公告および指名通知等を行う案件から電子契約を導入する。
　現在、出納局と発注３部の契約案件から先行して導入する方向で調整を進めている。
　道が導入する電子契約は事業者の「希望制」としており、対象案件においても、従来どおり紙での契約を可能とする。
　入札に当たり、落札者の決定後、速やかに契約手続きを行うため、発注３部が発注する全ての対象工事・委託業務では「契約に関する申出書」の提出を求める。
　希望する契約方法等を記載するもので、入札書および工事費（委託費）内訳書と同時に提出が必要。電子契約の場合は、電子入札システムの「内訳書ＢＯＸ」に添付すること。
　電子契約における落札後から契約締結までの大まかな流れをみると①発注者が契約書ＰＤＦをアップロード②発注者が契約相手の情報を入力、送信③落札事業者がデータ確認、署名④発注者が確認後、署名し契約成立―までの４点となっている。ＪＶで落札した場合、③は代表者および全ての構成員の署名が必要となる。
　道建設部建設管理課と総務部改革推進課では、建設業等関係事業者に向けたオンライン（ズーム）説明会をあす１７日午前１０時と午後２時、２３日午前１０時に開催する。各回先着５００人。ミーティングＩＤとパスコードは、建設管理課のホームページから確認できる。