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活用率66.2%に上昇/延べ件数は212件増4217件/開発局 22年度新技術活用実績

2023/10/25付 DOTSU-NET NEWS
 開発局は、2022年度の新技術活用実績をまとめた。総工事件数1794件のうち新技術を活用した工事は1188件。新技術活用率は前年度と比べ18.9ポイント上昇し66.2%となった。延べ技術数は212件増加し4217件に上った。新技術活用上位20件を工種別にみると、コンクリート工と仮設工が各4件で最多となっている。

 「公共工事等における新技術情報提供システム」は、新技術情報提供システム(NETIS)を中核とした新技術情報の収集と共有化、直轄工事等への適用、効果の検証・評価などの一連の流れを一体化したもの。国土交通省が活用促進に努めている。
 開発局発注工事における22年度の新技術活用状況をみると、総工事件数1794件のうち新技術を活用した工事は1188件。活用率は18.9ポイントと大幅に上昇し66.2%となった。
 延べ技術数は212件増加し4217件に。このうち、施工者選定型の契約後提案が最多の3349件で、以下、入札時提案が818件、発注者指定型が50件と続く。
 事務所別の新技術活用ランキングをみると、首位は札幌道路事務所で277件、2位は旭川農業事務所で165件、3位は岩見沢農業事務所で162件などとなっている。
 開発局の22年度発注工事における新技術活用ランキングトップ20をみると、首位は通信一体型現場監視カメラ「G―camシリーズ」。次いで、VR事故体験・安全教育「ルッカ」、アスファルト付着防止剤ネッパランなどとなっている。
 上位20件を工種別にみると、コンクリート工と仮設工が各4件、土工が3件などとなっている。
 事務所別の22年度新技術活用ランキングトップ10はつぎのとおり。
▽1位=札幌道路事務所―277件
▽2位=旭川農業事務所―165件
▽3位=岩見沢農業事務所―162件
▽4位=帯広道路事務所―150件
▽5位=苫小牧道路事務所―147件
▽6位=函館道路事務所―131件
▽7位=小樽道路事務所―129件
▽8位=旭川道路事務所―118件
▽9位=岩見沢河川事務所―111件
▽10位=帯広農業事務所―110件

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