全閉所工事は７３％に／１１９１件対象 帯広開建８８％／土曜閉所の取組状況〈４～７月〉 － 開発局

　開発局は、年間を通じた土曜閉所の２０２３年度４～７月における取組状況をまとめた。対象工事１１９１件に対し、全ての土曜日を閉所した工事件数の割合は７３％。開建別の達成状況をみると、帯広が最も高い８８％を記録したほか、留萌が８１％、網走が８０％などと続いている。

　道労働局、開発局、道、札幌市と建設業団体などで構成する北海道建設業関係労働時間削減推進協議会では、これまでに統一日を設けて公共工事の現場を一斉に閉所する「週休２日促進デー」を推進。取組日数の拡大などを通じ、業界全体の週休２日の意識醸成などを図ってきた。
　働きやすく魅力ある建設業の実現に向け、本年度は年間を通じた土曜日の閉所を目指し取組を実施。開発局においては、２３年度に稼働している全ての工事を対象としている。
　４月から７月までの取組状況の集計に当たっては、対象工事１１９１件で全ての土曜日を閉所した工事件数の割合を算出。週休２日交替制モデル工事は集計から除いている。
　全道の達成率は７３％。開建別にみると、８８％の帯広をはじめ、函館、網走、留萌の４開建が平均を上回った。主な事業部門の達成状況は、道路が８２％、河川が７６％など。工事区分別では、一般土木が６７％、舗装が８６％などとなっている。