２１～２３日 暴風雪等 出控えの協力要請／最新の道路・気象情報確認を／開発局とネクスコ道支社

　開発局と東日本高速道路（株）北海道支社は２１日から２３日にかけて暴風雪や大雪が予想されていることを受け、最新の道路情報や気象情報の確認とともに、交通障害への注意を呼びかけている。さらに、自力走行不能車両が１台でも発生すると、長時間の渋滞や通行止めにつながるケースもあることから「暴風雪・大雪時には出控えに協力を」と要請。昨シーズンの局地的な大雪の影響によって多数のスタックと渋滞が発生した５号張碓峠では、立ち往生車両の発生防止に向けた新たな対策を講じるとしている。
　北海道付近では日本海側沿岸で低気圧が繰り返し発生し、その後、冬型の気圧配置となり、２１日から２３日にかけて石狩、空知、後志、上川、留萌、宗谷地方を中心に暴風雪や大雪になることが予想されている。
　開発局と東日本高速道路道支社では、高速道路・国道などで通行止めの可能性があることから、道路情報提供システムやメール配信システム等を活用し、最新の道路交通情報を確認するよう要請。その上で「道路を利用する際は、視界不良や路面状況の悪化に十分注意し、スピードダウン・車間距離の確保、ヘッドライトの点灯など安全運転を」としている。
　今冬の大雪・暴風雪等に関する取組では、５号張碓峠で新たに高速道路通行止め時の並行路線対策を計画。高速道路が通行止めとなった場合、並行国道の道路状況を重点監視するとともに、除雪体制の強化、緊急開口部の活用等によって当該区間の通行止めを防止する。
　このほか、新規で日本道路交通情報センターと連携したラジオ放送による最新の情報発信を行うことも予定している。