年明けから本格化／本紙調査 建管等２月ピークに／補正予算対象工事等の公告時期 － 主要発注３機関

　開建、建管、振興局農業における２０２３年度補正予算対象工事等の入札公告が年明けから本格化する。本紙調査によると、開建関係は例年同様、１月中旬から下旬にかけてピークを迎える見通し。建管、振興局農業分は２月がピークとみられており、現在、工事等情報などの公表に向けた作業も進んでいる。

　２３年度補正予算は臨時国会での審議を経て１１月２９日に成立。予算成立を受け開発局は、補正予算対象工事等を含む１２月以降における発注見通しを公表した。
　補正予算対象工事の内訳は、翌債２３７件、ゼロ国債５２件、事業加速円滑化国債１１件の計３００件で、当初予算に係るゼロ国債１４２件も盛り込んだ。２３年度補正予算対象工事の入札公告は、例年同様、年明けから本格化し、１月中旬から下旬にかけてピークを迎えるもよう。現在は、当初予算で設定したゼロ国債対象工事の公告が進んでいる。
　一方、建管、振興局農業分は、２月が公告のピークとみられる。工事等情報などの公表に向けた作業も進んでおり、建管分についてはゼロ道債対象工事なども含めた形で公表する予定。現時点では２１日付の一斉公表を目指している。