開建分は今月ピークに／建管２月上旬、振興局農業２月中旬／補正予算対象工事等の入札公告

　２０２３年度補正予算対象工事等の入札公告に関し、現在、開建執行分が既にピークを迎え、建管、振興局農業分も２月から本格化する見通しだ。本紙調査によると、建管分は２月上旬、振興局農業分は２月中旬がピークとなるもよう。開建分については、２４年度予算に係る工事の公告も順次開始されている。

　２３年度補正予算は昨年１１月に成立。予算成立を受け各発注機関は、順次、発注予定情報などを公表している。
　開発局における補正予算対象工事の内訳は、翌債２３７件、ゼロ国債５２件、事業加速円滑化国債１１件の計３００件。年度内の発注に向け、現在、入札公告のピークを迎えている。
　建管分は、昨年末に公表した工事等情報によると、ゼロ道債を含め４４０件程度の工事発注を計画。振興局農業分は、２４年度工事等概要で１５０件を３月に発注する予定を示している。
　流動的な要素を残すが、建管分は２月上旬に入札公告のピークを迎えるもよう。振興局農業分は２月中旬で、１３日付に集中する可能性が高くなっている。
　このほか、各開建では２４年度予算に係る工事の公告を開始。例年の傾向を踏まえると、２４年度予算分は３月が公告のピークとなる見通し。