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対象工事は330件に/振興局別 空知が最多102件/24年度CCUS活用モデル - 道農政部

2024/01/26付 DOTSU-NET NEWS
 道農政部が2024年度に試行する建設キャリアアップシステム(CCUS)活用モデル工事の対象件数は、本紙調査で330件に上っている。振興局ごとにみると、空知が最も多い102件のほか、オホーツクと十勝がそれぞれ49件、上川が32件などを予定。23年度補正予算に基づく3月発注分を皮切りに、9月にかけて順次発注される見通しだ。

 CCUSは、建設技能者の資格、社会保険加入状況、現場の就業履歴などを業界横断的に登録・蓄積するもの。技能者の処遇改善による担い手確保を一層推進するため、同部では本年度翌債・ゼロ国債案件からモデル工事を試行する。
 カードリーダー設置費用および現場利用料については、設計変更時に支出実績に基づき計上。受注者が評価対象項目ごとの判断基準を全て達成した場合、工事施行成績評定の創意工夫で1点を加点する。
 発注者が活用できないと判断するものを除き、予定価格7000万円以上の農業土木工事で実施。発注標準上、農業土木A等級が該当することになるが、24年度工事等概要では当該区分の工事として345件を公表していた。
 振興局別の試行件数はつぎのとおり。
▼全道=330
▽空知=102
▽石狩=13
▽後志=9
▽胆振=5
▽日高=6
▽渡島=4
▽檜山=12
▽上川=32
▽留萌=15
▽宗谷=9
▽オホーツク=49
▽十勝=49
▽釧路=13
▽根室=12

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