工事３１１件 平均９１.２点／委託２６４件 平均８７.３点／振興局農業１２月末施行成績

　道農政部は、各振興局が発注した農業農村整備事業の２０２３年度１２月末施行成績評定結果をまとめた。工事は３１１件が評定対象で、平均点は９１.２点。前年度同期を０.３点上回った。委託業務の対象件数は２６４件で、平均点は８７.３点と０.２点上昇。振興局別にみると、工事は１０振興局、委託は９振興局が前年度同期を上回る結果となった。

　昨年４～１２月末までに完成した工事および委託業務に関し、工事・業務ごとの施行成績評定を振興局別に整理。委託は数量算定、施工管理、現場技術管理、資材価格調査を集計から除外している。
　工事をみると、件数は前年度同期と比べ１７件多い３１１件。平均点は０.３点上昇し９１.２点となった。
　平均点の高い振興局順に、空知と十勝が同点の９１.９点、上川が９１.３点など。２.７点上昇の後志をはじめ、１０振興局が前年度同期を上回った。最高点の９４点は、オホーツクの発注工事で記録している。
　委託は３４件減の２６４件が対象で、平均点は０.２点上昇し８７.３点に。振興局別では、留萌が８９.８点と最も高く、胆振が８９点、石狩が８８.９点などと続いた。
　前年度同期と比較すると、９振興局で上昇。上昇幅の最大は檜山の２.８点となっている。最高点は９３点で、日高の発注業務が獲得した。