宮坂建設 ９９億で首位／受注総額 １.８％減の４０６５億／主要発注３機関工事１２月末業者別実績 － 本紙集計

　開建、建管、振興局(農業)の道内主要発注３機関における２０２３年度１２月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。９月末に続き、宮坂建設工業（株）(帯広)が首位を堅持。開建で２６件、８６億８１４９万円、建管で４件、１２億４０９３万円の合計３０件、９９億２２４２万円を受注した。受注総額は、前年度同期と比較して１.８%減の４０６５億４０００万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２２年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２３年度支払分を計上した。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は、２９社減の１１２０社。道内業者の受注割合は９４.１％で、１.２ポイント縮小した。１社当たりの平均受注額は、０.７％増の３億６２９８万円だった。
　首位は宮坂建設工業。以下、３５件、８４億１１１２万円の（株）中山組（札幌）、１３件、５５億２１５０万円の伊藤組土建（株）（札幌）などと続く。
　前年度同期に上位３０位圏外だった松谷建設（株）（北見）は６位、（株）上田組（標津）は２１位、（株）丸善建設（美瑛）は２４位、（株）岸本組（美唄）は２５位、（株）森川組（函館）は２７位、安田建設（株）（枝幸）は２９位に順位を伸ばした。
　受注額が増加したのは皆増を含め５６７社、２倍以上増やしたのは９２社に。１０億円以上受注したのは２社増の１００社、５億円以上は６社増の２５１社、３億円以上は１４社増の３７１社に上った。