道営・団体営３５７８ｈａ／１９～２３年度２.６万ｈａ 本紙集計／道農政部 暗渠施工実績中間集計

　道農政部は、２０２３年度の水田地帯・畑地帯における暗渠排水施工実績（中間集計）をまとめた。道営と団体営合わせて３５７８ヘクタールを施工。いずれも前年度の実績を下回る見通しとなっている。１９～２３年度までの実績値を含めた５ヵ年の整備面積は、本紙集計で２万６２９１ヘクタールに上っている。

　近年の整備実績をみると、１９年度が道営５３５９ヘクタール、団体営１４６９ヘクタールの計６８２８ヘクタール、２０年度が５１９３ヘクタール、９９８ヘクタールの６１９１ヘクタール、２１年度が４６２０ヘクタール、７４２ヘクタールの５３６２ヘクタール。２２年度は道営で３７５９ヘクタール、団体営で５７３ヘクタールの４３３２ヘクタールを施工した。
　２３年度については、今後最終的な実績値を取りまとめる予定。現時点では道営３２２０ヘクタール、団体営３５８ヘクタールの計３５７８ヘクタールを見込んでいる。
　道営・団体営とも減少傾向にあるものの、１９年度から本年度までの５ヵ年における累計施工面積は、本紙集計で道営２万２１５１ヘクタール、団体営４１４０ヘクタールの２万６２９１ヘクタールに及んでおり、着実に整備を進めている状況が見て取れる。
　同部では引き続き、必要な予算確保や適期作業が可能となる通年施行の活用などを通じ、地元の要望を踏まえた整備に努めていくとしている。