０.３Ｐ下降８４.９％／９開建と本局で下回る／開発局 １２月末業務平均落札率 － 本紙集計

　開発局所管発注業務における２０２３年度１２月末平均落札率が、本紙集計でまとまった。全体では８４.９％となり、前年度同期と比べ０.３ポイント下降。小樽を除く９開建と本局で下回った。業種別にみると、土木関係コンサルは０.３ポイント下降し８５.５％、測量は０.４ポイント下降し８２.９％などとなっている。
　プロポーザル方式や随意契約を除く１００万円超の業務を対象に平均落札率を算出した。
　対象件数は１５２９件で、前年度同期を１７６件下回った。業種別では、測量が３７件下回る３０９件、土木関係コンサルが１１０件下回る９７８件、建築関係コンサルが１３件下回る３５件、補償関係コンサルが２件下回る９８件、地質調査が１４件下回る１０９件だった。
　業種別に平均落札率をみると、測量、土木関係コンサルをはじめ、建築関係コンサルは０.５ポイント下回る８３.１％、補償関係コンサルは０.３ポイント下回る８６.６％、地質調査は０.９ポイント下回る８４.３％となった。
　開建別にみると、小樽を除く９開建と本局で下降。函館は１ポイント、札幌、留萌は各０.６ポイント下降した。小樽は０.３ポイント上昇している。
　土木関係コンサルは、網走、稚内の２開建と本局で下降。函館は１.８ポイント、札幌は０.８ポイント、旭川は０.７ポイント下降した。一方、本局は１.９ポイント、稚内は１.２ポイント、網走は０.７ポイントの上昇となっている。
　測量は、函館、小樽、旭川、稚内を除く６開建と本局で下降。本局が２.２ポイント、留萌が２.１ポイント、網走が１.８ポイントの下降などとなった。