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週休2日は原則月単位/完全実施 工事成績で加点/24年度土木工事等積算基準 - 国交省
2024/02/29付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は28日、2024年度土木工事・業務の積算基準等の改定内容を発表した。主な内容をみると、23年度までに工期全体での週休2日は標準化されたことから、24年度からは原則月単位で取組を推進することとし、補正係数を新設。休日の質の向上に当たっては、土日を休日とする完全週休2日の実施に努めることを土木工事共通仕様書に規定し、実施した企業には工事成績評定で加点措置を講じることも示した。4月1日以降に入札公告等を行う工事から適用する。改定に当たっては、4月から時間外労働の罰則付き上限規制が適用されることを踏まえ、受注業者の対応を支援するよう内容を検討。週休2日の「質の向上」の拡大など、引き続き働き方改革を強力に推進する方針としている。
週休2日に関しては、他産業と遜色のない休日の実現に向けた取組を推進。工期全体での週休2日の標準化を踏まえ、月単位の週休2日推進に向けた補正係数を新設するとともに、工期全体(通期)の週休2日についても24年度に限り、23年度までの補正係数の一部を適用する。月単位の週休2日の補正係数に関し、25年度以降は実施状況等を踏まえた数値をあらためて検討していく。
さらに、土日を休日とする完全週休2日の実施に努めることを土木工事共通仕様書に明記。実施した企業に対しては工事成績評定で加点措置を講じる。
このほか、全ての工事・業務を対象に現場環境の改善に向けた取組を定めた実施要領を策定。標準項目として「依頼日・時間および期限に関すること」「会議・打合せに関すること」「業務時間外の連絡に関すること」を設け、現場環境改善に努める。
受注業者の書類作成業務のさらなる負担軽減に向けては、五つの支援メニューを展開。完成工事における工事検査書類を44種類から10種類に限定する工事を原則実施することとし「書類限定検査」として標準化することなどを示している。
時間外労働への対応では、最新の実態を踏まえ、書類作成の経費や下請けの本社経費などによる現場管理費の増加を反映するほか、移動時間を踏まえた積算の適正化なども列挙。円滑な施工体制確保に向けては、地質調査業務における諸経費率を改定する。
土木工事標準歩掛については、排水材設置工(構造物背面排水)、仮締切工(砂防コンクリート締切)、舗装版削孔工(アスファルト舗装版)の3工種を追加。薬液注入工、鋼管・既製コンクリート杭打工(中掘工)、かごマット工(多段積型)など5工種は使用機械、労務等の変動に伴う改定を行う。
施工パッケージ型積算は、型枠工(省力化構造)の1工種を新規制定。使用機械、労務等の変動によって改定を行うのは7工種、移動時間を踏まえた改定は10工種となっている。
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積算内訳等 原則HP等で公開/4月1日以降変更に向け準備/開発局 アナログ規制見直しへ
2024-02-28付 DOTSU-NET NEWS
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2024-02-28付 DOTSU-NET NEWS
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2024-02-27付 DOTSU-NET NEWS
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2024-02-27付 DOTSU-NET NEWS
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2024-02-26付 DOTSU-NET NEWS
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2024-02-26付 DOTSU-NET NEWS
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2024-02-22付 DOTSU-NET NEWS
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2024-02-22付 DOTSU-NET NEWS
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