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Ⅲ 根室浜中釧路線14㎞など/道東地域の路線が中心に/道建設部 舗装長寿命化修繕計画

2024/03/15付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、北海道舗装長寿命化修繕計画を改訂した。道路分類B(損傷の進行が早い道路)と道路分類C(損傷の進行が緩やかな道路)に区分される路線および路面状況等を整理。2023年3月時点で修繕段階のランクⅢと判定された路線をみると、道路分類Cでは、釧路建管所管の根室浜中釧路線14.1キロメートル、帯広建管所管の直別共栄線11.5キロメートル、室蘭建管所管の静内浦河線10.5キロメートルなど。ランクⅢの路線を有するのは道東地域が中心となっている。

 建設部は、道路舗装の老朽化が進む中、これまでの事後保全型の維持管理から予防保全型の維持管理に移行し、快適で円滑な交通を確保していくことが重要と認識。維持管理コストの縮減と平準化に向け、長寿命化修繕計画を策定している。
 維持管理を行う基本となる道路は分類B(損傷の進行が早い道路)と分類C(損傷の進行が緩やかな道路)に区分。分類Bでは「重要物流道路または大型交通量1000台/日・方向以上の車道」と設定。点検結果に基づく健全性評価に関しては、国と同様の管理基準を目安と定めている。
 23年3月時点における分類Bの主な路線をみると、釧路建管所管の釧路空港線1.6キロメートルや帯広建管所管の帯広新得線0.8キロメートルなどが対象に。
 分類Cでは、釧路建管所管の根室浜中釧路線14.1キロメートル、帯広建管所管の直別共栄線11.5キロメートル、室蘭建管所管の静内浦河線10.5キロメートルなどとなっている。

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