首位は西村組 ６.５億／本紙集計１億以上受注６０社／建管発注ゼロ国・翌債等工事業者別実績

　全道１０建管が発注した２０２３年度ゼロ国債・翌債等工事の業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。設計変更を含まない速報値で、首位は、５件、６億４９６０万円を受注した（株）西村組(湧別)。２位以下は、２件、５億２８０万円を受注した植村土建（株）(新得)、４件、３億６７５２万円を受注した小針土建（株）(中標津)などと続く。受注総額は、２２年度ゼロ国債・翌債等工事実績と比べ、８.８%減の２０５億５２０７万円となった。

　消費税抜きの落札額ベースで、各建管がことし１～３月に発注したゼロ国債、翌債、ゼロ道債、補助ゼロ道債、災害復旧Ｂ工事を集計。
　ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　総受注業者数は、２２年度ゼロ国債・翌債工事等実績と比較して２社減の３１２社。１社当たりの平均受注額は、５９０万円減の６５８７万円となった。
　前年度に上位３０位圏外だった植村土建は２位、丹羽建設（株）（浜頓別）は１１位、旭イノベックス（株）（札幌）は１４位、酒井建設（株）（新ひだか）は１６位、新島工業（株）（旭川）は１７位、（株）藤共工業（興部）は１９位、（株）早水組（網走）は２０位、三協建設（株）（留萌）は２１位、高玉建設工業（株）（別海）は２２位、拓殖工業（株）（広尾）は３０位に躍進した。
　受注額が増加したのは皆増を含め２１８社、倍以上に受注額を増やしたのは２４社に。
　３億以上を受注したのは同数となる１３社、１億以上受注したのは１６社減の６０社となった。