首位は宮坂建設 ５６億／本紙集計 砂子組、荒井建設２８億／主要３機関 ゼロ国・翌債等工事実績

　開建、建管、振興局農業の道内主要発注３機関における２０２３年度ゼロ国債・翌債等工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、開建で１６件、５５億７０４６万円を受注した宮坂建設工業（株）（帯広）。２位以下は、開建、振興局農業で合計９件、２８億３２０９万円の（株）砂子組（奈井江）、開建、建管、振興局農業で合計１４件、２８億８３４万円の荒井建設（株）（旭川）などと続く。受注総額は、前年度実績と比較して６.６％増の１２２６億５３００万円に上った。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２３年度ゼロ国債、翌債、補助ゼロ道債、ゼロ道債、災害復旧Ｂ工事を集計した。長期国債は除く。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は、前年度実績と比較して１１社増の５６９社。１社当たりの平均受注額は、９４４万円増の２億１５６６万円となっている。
　前年度に上位３０位圏外だった草野作工（株）（江別）は１２位、タカハタ建設（株）（旭川）は１３位、岩田地崎建設（株）（札幌）は１５位、赤川建設興業（株）（旭川）は１６位、五洋建設（株）（東京）は２０位、（株）磯田組（日高）は２１位、藤建設（株）（稚内）は２２位、拓植工業（株）（広尾）は２５位、三共舗道（株）（札幌）は２６位、不二建設（株）（滝川）は２８位、大同舗道（株）（札幌）は２９位に躍進した。
　受注額が１０億円以上となったのは同数の１８社、５億円以上は６社減の５０社、３億円以上は１３社増の１１６社に。受注額が増加したのは皆増を含め３９２社、２倍以上受注額を増やしたのは７７社だった。