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セミナー 普通科高にも拡大/進路指導担当教諭に業界PR/担い手確保・育成の新たな取組 - 道建設部

2024/07/12付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は本年度、業界の担い手確保・育成に資する新たな取組を計画している。高校の進路指導担当教諭に向けて、業界の魅力を発信するセミナーを開催するもので、入職機会の拡大を図るため、工業高校から普通科高校などにも対象を拡大する考え。建設DXなどをテーマに、業界の最新の動向を伝える。9月の開催を目指し、他の部局や北海道建設業協会などとの調整を進めていく方針だ。

 業界の担い手確保・育成が喫緊の課題として位置付けられる中、道建設部は以前から建設業の魅力を広くPRするための事業を展開。全道各地で現場見学会や説明会などを開催しており、次世代の人材を確保するため、関係機関および団体と共に長きにわたって取組を継続している。
 本年度は入職機会の拡大を図るため、普通科高校や商業高校などにも対象枠を拡大し、進路指導担当教諭に向けたセミナーを開催する予定。
 道教委が所管する「北の専門高校ONE―TEAMプロジェクト」の枠組みを生かした取組で、建設業の仕事内容や社会的な役割、ものづくりの魅力などが生徒に正しく伝わるよう、工業高校以外の教諭にも業界の最新の動向などを説明する。
 現在のところ、オンライン形式でのセミナーを予定。9月の開催を目指して準備を進める。他の部局や道建協などと調整中だが、建設DXをはじめとする先端技術をテーマに、建設現場における新たな働き方などを説明するもよう。業界の持続的な発展につなげるため、担い手確保・育成に関する取組を強化していく。

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