首位は西村組 ４億円／本紙集計 １億以上受注１６社／道 水産土木６月末業者別実績

　道の総合振興局・振興局水産課が発注した水産土木工事の２０２４年度６月末業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、オホーツクや宗谷など５振興局から５件を受注した（株）西村組（湧別）。受注額は３億９５２６万円に上っている。このほか、（株）中田組（稚内）が５件で３億１４４２万円、（株）富士サルベージ（函館）が７件で３億８９３万円などと続いた。受注総額は、前年度同期と比べ１５.４％減の５８億９００万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２３年度の翌債およびゼロ国債は全額計上した。ＪＶでの受注は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は前年度同期から２社減の７８社。受注総額は５８億９００万円で、金額にして１０億５４００万円下回った。
　上位業者をみると、前年度同期に３０位圏外だった星組渡辺土建（株）（森）は１４位、協成建設工業（株）（岩内）は２０位、安田建設（株）（枝幸）は２４位、岩倉建設（株）（札幌）は２６位、（株）藤共工業（興部）は２９位、白鳥建設工業（株）（留萌）は３０位に順位を上げた。２億円以上の受注は同数の５社、１億円以上は７社減の１６社となっている。