２７件、５４６億円を執行／平均落札率 １.７Ｐ増９６.１％／東日本高速道路の２３年度契約状況 － 道支社発注分

　東日本高速道路（株）は、２０２３年度工事契約統計資料をまとめた。このうち北海道支社発注工事の契約状況をみると、件数は前年度と比べ１件減の２７件。契約金額は、当初契約ベースで５４６億４９３万円と約２倍の伸びを示した。平均落札率は、１.６５ポイント上昇し９６.１％となっている。
　契約制限価格２５０万円以上で、２３年４月から２４年３月までの期間中に契約締結した工事を対象に集計している。
　企業全体としては、２７８件、３９６３億６２７２万円を発注。件数で１０件減少した一方、金額で６２６億２２３３万円増加した。契約ごとに落札率を計算し、その平均を算出した落札率は０.０８ポイント下回る９５.７３％だった。
　道支社の競争入札による発注状況は、２１件、３８２億３７１３万円。件数で１件下回ったものの、金額では１７９億８０８４万円増加した。落札率は９５.０４％で、１.５２ポイント上昇している。
　内訳をみると、一般競争が２件で２１９億１４５３万円、条件付一般競争入札が１０件で９９億１１２３万円、拡大型指名競争入札が２件で１２億９６４６万円、指名併用型の条件付一般競争が７件で５１億１４９１万円。件数・金額とも拡大型指名競争以外の入札方式で増加した。落札率はそれぞれ９３.１４％、９３.４５％、９５.４１％、９７.７６％となり、条件付一般競争を除き上昇した。