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満35歳未満加点 小樽、函館など7建管/札幌、旭川は年齢制限なしに/総合評価「新規の雇用」設定条件 - 10建管

2024/07/17付 DOTSU-NET NEWS
 全道10建管が適用している2024年度総合評価落札方式のうち「担い手の確保・育成」における「新規の雇用」の設定条件がまとまった。満35歳未満の者の雇用に加点する標準設定としているのは小樽、函館、留萌など7建管。独自設定は3建管で、札幌と旭川は年齢制限なし、室蘭は60歳未満の者の雇用を条件としている。
 担い手の確保・育成が喫緊の課題として位置付けられる中、道建設部は総合評価落札方式において、「新規の雇用」を評価項目に設定。工業高校や高専の有無、近年における生産年齢人口の推移などを踏まえ、地域の実情を的確に反映できるよう各建管の標準・選択項目とし、0.25~0.5点を配している。
 評価対象は過去5年間において、学校教育法に定める高校、高専、大学、大学院、専修学校や、公共職業能力開発施設を卒業・修了した者を雇用した企業。建設業の許可を受けている企業に従事していた離職者を雇用した場合についても対象としている。
 ことし4月1日時点で、継続雇用関係が3ヵ月を超えていることを条件として明記。採用時点の年齢が満35歳未満の者を標準設定とし、運用を進めている。
 本年度の設定条件をみると、標準設定としているのは小樽、函館、留萌、稚内、網走、帯広、釧路の7建管。独自設定は3建管で、札幌と旭川は年齢制限なし、室蘭は60歳未満の者の雇用を条件としている。
 配点を追うと、札幌、函館、室蘭、旭川、留萌、稚内、網走、釧路の8建管は全てのタイプに0.5点を付与。小樽は施工計画審査タイプⅠ型と舗装型に0.5点、施工計画審査タイプⅡ型と施工実績審査タイプに0.25点を配した。帯広は施工計画審査タイプⅠ型に0.5点、他のタイプには全て0.25点を与えている。

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